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子どものしかり方
しかること
子どもにはしてはいけない事を教える必要があります。
ときには理屈ではわからないこともあるので「しかる」ということで教えます。怒ると叱るは違う- 感情的になり、自分のイライラをぶつける言動を「怒る」といいます。
- 「叱る」とは相手を正しく導くために、注意したりアドバイスしたりすることをいいます。
昨日は大丈夫だったのに、今日は親の機嫌が悪くて怒られた、などということがあると、子どもは混乱して何をしていいのか分からなくなります。
理由もわからず感情的に怒鳴られたり、理不尽に否定されたりすると、大人に対しておびえるようになり、考えることをやめてしまいます。
「怒る」ことは子どもにとって、決して良いことではありません。
子どもは正しく「叱って」ください。子どもの叱り方
子どもを叱らなければいけないときは、落ち着いた態度で、言葉に感情を乗せず、きちんと理由も一緒に、あいまいではなく具体的にいけないことを伝えます。叱るときはこんなとき危険 ・社会のなかでいけないこと ・家庭の方針に反していること子どもが行動してしまってから「これは叱るところだろうか」と考えていては間に合いません。
できれば、子どもの成長の少し前に、家庭で大切にすることを両親で一致しておくと良いでしょう。
たとえば次のようなときはしっかりと叱り、今度はどうしたらいいかをきちんと伝えましょう。-
突然道に飛び出してしまう
子どもが危険な行動をとってしまったときは、迷わず大きな声で制止してください。
そして絶対にしてはいけないこと、なぜだめなのかの理由を伝え、二度としないことを約束し、次はどのように行動するかを分かりやすく伝えます。
必要であれば、道路に出る前に止まって安全確認する、ということを親子で練習しましょう。 -
人のものを取ってしまう
人のものを取ってしまうことはいけないと、繰り返し伝えます。
相手の立場に立って、自分が取られたら嫌だよね?と理由もわかるように伝えましょう。
お友だちのおもちゃなら、貸してほしいという気持ちを伝える方法を教えたり、お店の売り物なら、勝手に取ってはいけないこと、大人に相談することを教えましょう。 -
嘘をつく
子どもの言うことが嘘だと分かっていても、本当のことを言うまで追及することが必ずしも正しい対処法ではないこともあります。
ただ、嘘をつくのはやめようとご家庭で決めていたら、それを子どもに常に伝え続けることが大切です。
また、子どもが嘘をつかずに済む関係をつくることが最も大切です。
信頼し安心できる親子関係を築く
いくら言っても言うことを聞かない、普通の声量で言葉だけで言い聞かせても直らないなど、大変苦労され、悩んでいるお父さんお母さんもいるかもしれません。
ときには身近な先輩パパママや、幼稚園・保育園の先生に相談しても良いと思います。
反抗期の子どもに対しては、真正面から向き合わない方が良いこともあります。
上手に気を逸らして、やり過ごすことも一つの対処法ですよ。
子どもが親を信頼し、家庭を安心できる場所にするために、「叱る」は大切なコミュニケーションです。
子どもは一度言っただけでは分かってくれないことは普通のことです。
とても根気のいることですが、「どうしていけないのか、どうしたらよかったのか、次はこうしよう」と粘り強く、繰り返し伝えていきましょう。
子どもの気持ちをよく聞いたり、共感して「お父さんお母さんもあなたの気持ちがよく分かる」と伝えることも大切ですね。 -
わが子をほめられますか?
子どものできないところに注目しすぎていませんか
幼稚園・保育園前までの保護者に「どんなお子さんですか」とたずねるとすぐにほめ言葉が返ってきます。「好き嫌いなく良く食べるんです」ところが幼稚園・保育園に行くようになると、親御さんの口からはマイナスな言葉が多くなります。
「良く笑います」「人見知りして人前で話さないんです」どうしてでしょうか?
「のんびり屋でだらだらしていて…」
3歳を過ぎると自我が芽生えるとともにできることも増え、だんだんその子の性格が見えてきます。
また幼稚園や保育園という社会の中に入り、親が他の子どもと比較できるようになるんですね。
比較すればおのずと、よその子の良いところに目が行き、わが子のできないところを並べてしまいがちです。
さらに輪をかけてその時期の子は親の言うことを聞かなくなるので、余計に「困った子」という印象が強くなってしまいますね。
でも、子どもはそれがまさに成長の過程であり「あるがまま」なのです。
なのに親の感じ方が変わってしまうことで、子どもの方が親の態度の変化に戸惑っているのです。「ほめる」ことで良い成長のサイクルを
子どもは絶対的にお父さんお母さんに「ほめて欲しい」ものです。
ほめられれば嬉しくなり、プラスのエネルギーが出てきます。
それは成長しようというエネルギーです。
ほめられることで、がんばった成果があったと確かめられ、またがんばるようになります。
親のほめ言葉は子どもの成長のきっかけでもあり、原動力なのです。効果的なほめ方は「具体的に」
では、やみくもにほめるのではなく、効果的なほめ方を実践してみましょう。- (承認)「すごいね!」「よくできたね!」
- (何が良いのかを明確に)「ご飯の前に一人でお片付けできたね!」
- (なぜ良いのかの理由)「片付いていると気持ちよくご飯食べられるし、すぐにお風呂に入れるよね」「お母さん、早くご飯が食べられて助かったよ」
また、結果ではなくプロセスを認めてあげてください。
できた事柄をほめるのではなく、できるまでがんばったこと、取り組もうと行動したことをほめてあげましょう。
このときに誰かと比べることはしないように注意しましょうね。NG:「○○ちゃんみたいにできたね」「○○ちゃんよりも早かったね」そして第三者に伝えてほめるのも効果的です。
とくに、子どもの良いところはその場にいなかったお父さん・お母さんにも伝えて、子どもの成長をみんなで共有して喜びましょう。
今日から、お子さんを一日1回以上、ほめてあげましょうね。
特に3歳過ぎたら意識的にほめポイントを探して、言葉にして伝えてあげてください。 -
子どものほめ方
できるようになりたい!子どもの成長
人間は今日の自分より明日はもっと大きくなっていたい、変わりたいという欲求があります。
できないことことができたとき、自分の思うように行動できたときなど、子ども自身も嬉しいものです。
それを周りがほめてあげると、そこで完結せずにもっと進歩したいという向上心が芽生えます。
ほめることで脳が活性化し知的発達も向上します。「ほめじょうず」になるには
「ほめじょうず」と言いますが、上手にほめるためには子どもの今の状態を色々な角度で知っていることが大切です。
わが子の「もう少しでできること」がいくつ言えますか?
それは偏ってはいませんか?
幼い子でも自分の今の課題は無意識ながら理解しています。
それを親もわかっていれば、ほめて欲しいときにほめてあげられます。
何をいつほめるかがとても大切だということですね。
また、どんなことをがんばって欲しいのか、ほめることによって大人の期待を伝えることができます。
子どもが何気なく行ったことをほめられ、その行動の重要性を理解するようになるということなんですね。ほめるときは愛情一杯!
ことばをつなげて、ただほめたらそれでいいのでしょうか? いいえ違います。
ほめるときは愛情をいっぱい込めてほめましょう。
ほめるということは愛情の現れでもありますし、子どもにとっては認めてもらえたことによる信頼の気持ちが育っていきます。
それが子どもの情緒安定にも役立ちます。 -
絵本の読み聞かせをしていますか?
子どものそばにいつも絵本を
絵本は知的能力を育てるだけでなく、さまざまな素晴らしい良さがあります。- 「語彙が増える」
- 「情報が豊かになる」
- 「親子のスキンシップがとれる」
- 「生活面のしつけが身につく」
- 「決まった時間に読み聞かせると、生活のリズムができる」
絵本はいつでも子ども自身が取り出しやすい所に置き、身近な存在にしましょう。
また、「毎日」「決まった時間に」「決まった場所で」に絵本の読み聞かせをする習慣をつけましょう。読み聞かせについての Q&A
絵本にまったく興味を示さないのですが…
最初は興味を示さなくても大丈夫。話の内容を理解しないで、どんどんページをめくってしまうのですが「めくる」動作がおもしろいのでしょうね。
2歳前後まではどんどんページをめくってしまってもかまいません。
めくるのを止めないようにしましょう。
読み手は開いたページの絵に合わせて、話をくりひろげてみてください。
3歳を過ぎると「次はどうなるの?」「○○ちゃんかわいそう」などストーリーにも必ず興味をもってくるはずです。
短い話なら充分理解できますので、読み聞かせを繰り返し・繰り返ししていきましょう。
話の内容が理解できなくても、小さいころからの親との「絵本タイム」を楽しむ習慣がとても大切です。いろいろな絵本を読んであげたいのですが同じ本ばかり読みたがります。同じ絵本でもおおいに結構です。
例えば、電車が好き・怪獣が好き・動物が好き・アンパンマンが好き、それぞれ個性がありますよね。
親は子どもの好きなこと、得意なことにのってあげればいいのです。
「また同じ本?!たまには違う本にしない?」などと言っていませんか?
子どもがいつも同じ本を選んぶとしたら、本当にそれが好きなんですね。
親も楽しげに「速そうな電車だね、どれが一番好き?」「この怪獣の名前はなんていうの?」「ふわふわの白い毛が可愛いうさぎさんだね」などと、絵本を通して子どもとの会話を楽しみましょう。
絵本はステキなコミュニケーションの媒体です。そのうち他の本にも興味を示しすので心配いりませんよ。読み聞かせに良い時間はいつでしょうか?親も子どもも時間にゆとりがあり、気持ちがリラックスしている時が一番いいでしょう。- 寝る前のひととき。 ごろん!としながらでもいいですね。
- お風呂上がりに。 ほてった体を鎮めながらゆっくり読んであげましょう。
- 食事の前後。何かと気ぜわしいお母さん自身も落ち着きますよ。
- 外出から帰った後。外での楽しい経験を加えながら創作的な話にしてもおもしろいです。
- お父さんが休日の時。お父さんに読んでもらって、お父さんとのコミュニケーションも楽しみましょう。
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動作に合わせた言葉を使おう
「言葉」はコミュニケーションの大切な手段
言葉は生まれながらに持っているのではなく、環境、特に一番身近な大人である親から後天的に獲得するものです。
単語からはじまって、二語文、三語文へと徐々に複雑な話ができる様になってきます。
しかし、若者たちが単語のみで会話する傾向があるようですが、これはもったいないですね。
家庭ではどんな会話が交わされているでしょうか?母親:「くつ!」これではコミュニケーションになっていません。 動作の言葉、つまり「動詞」がありません。
すると、子どもは靴箱から靴を出して靴を履いている。
子ども:「マヨネーズ!」
すると、母親はマヨネーズを取って子どもに手渡す。
夫:「風呂!」
すると、妻が夫の入浴の準備をする。「○○ちゃん、靴を履きましょうね」この方が、話を聞くほうも優しい気持ちになり、受ける言葉が出やすいはずです。
「お母さん、マヨネーズを取ってほしいな」
「これから、お風呂に入るよ」
相手を尊重したコミュニケーションが成り立ち、良好な関係を築けますね。4~5歳は難しい動作の言葉も理解できる
例えば、「重ねる」「合わせる」「戻す」「分ける」「結ぶ」「通す」「挟む」などなどです。
すると、少し先の話になりますが小学校以降の「国語」の教科はもちろんのこと、「算数」「理科」「社会」の学力がグングン伸びていくはずです。
言語力、文章力が全ての基本であり、幼児期の「今」が大切です。
今から家族が「文章」で会話をする習慣をつけましょう。 -
言葉かけ(2)
言語の発達には乳児期からの言葉かけがとても大切
経験する言葉の数や質が良い、良好な言語環境で育つあかちゃんは、将来語彙力に優れ、言語リテラシー・学力も向上するといわれています。
生後間もないあかちゃんには意味が分からなないだろうからと黙っているのではなく、発語しない時期からたくさん話しかけてあげることが大事なんですね。2歳を過ぎたころから発語する言葉は、それまでに周りの大人が何千回、何万回と話しかけた言葉を覚えていった結果です。
散歩のときには「今日は雲ひとつない快晴だね。空気がおいしいね」、「おそとに出ると気持ちいいね」と話しかけてあげましょう。感情のことばをたくさん使いましょう
発語するようになってから、子どもが自分の気持ちを言葉で表せるように、感情に関する言葉をたくさん使ってみてください。
嬉しいときは嬉しそうに笑いながら、楽しいときは楽しそうな表情で、悲しいときは悲しい顔で、気持ちを表す言葉を話してあげてください。
話しかけるときは必ず子どもの目を見て、言葉と表情で伝えることがとても大切ですよ。
また、危険だからしてはいけないこと、やってはいけないことを伝えるために、「だめ」「あぶない」という言葉も使います。
言葉を理解する前から、なぜだめなのか、理由も一緒にしっかり話してくださいね。
「だめ」なときは「だめ」の表情を作って教えましょう。 -
言葉かけ(1)
「言葉」はコミュニケーションツール
あかちゃんは生まれる前から、お母さんの声や周りの人の声を聞いています。
早い段階から聴力が発達するので、言葉による働きかけであかちゃんの脳を刺激することが大事なんですね。
生後2ヶ月頃からは「ウー」というような泣き声以外の音を発声するようになり、生後5ヶ月頃から喃語(なんご)という初期の言葉、例えば「あぶあぶ」など、簡単な反復の音を発するようになります。
自分の声を聞きながら、発声や発音の練習をしているんです。
あかちゃんはコミュニケーションを欲しています。
大人が言葉でたくさん話しかけてあげてください。
特におむつの取り替えの時は「気持ちがよくなったね」と声をかけてあげると、「気持ちが良い感触」を意識していきます。
子どもと接しているときに言葉をかけてあげると、いつしか自分も言葉で返したいという気持ちになるものですよ。コミュニケーションのしかたを教えましょう
生後8ヶ月頃より自分の名前を呼ばれると、それに応じる様子をみせ、叱ると手を止めてやめるようになります。
1歳頃には意味のある1語文を話すようになります。
大人が話す言葉への理解力も急速に増し「バイバイ」と言うと手を振り、大人が話していると一生懸命「聞こう」という態度をとります。
この時期に大人があかちゃんの話を聞く、聞いて答える、といった反応をみせてあげることが大切です。
「猫さんがいたね、かわいいね」などあかちゃんが感じていることを代弁するように話しかけて、コミュニケーションの仕方を教えましょう。
「話して聞く」をていねいに積み上げていくと、子どもが自分勝手に喋り出してしまうことが少なくなり、自分の意見を言えるようになりますよ。 -
子どもと言葉(2)
子どもがいる前では文章で話す
子どもの近くにいる大人や親は、子どもの顔の表情やしぐさによって、子どもの言いたいことの大半は判断がつくことが多いです。
たとえば、おなかがすいている時、取ってほしいものがある時は子どもの顔や態度で察することができますね。
しかし、そのようなコミュニケーションをとっていると、他の大人や友だちとの正常なコミュニケーションがとれない子どもになってしまいます。
8ヶ月頃からは、「まんま?」「ジュース」など、単語だけ、しぐさだけの受け答えをしないで、主語述語を意識した文章でのコミュニケーションを心がけましょう。
「トイレ」だけでなく、「お母さんはトイレにいってくるね。待っていてね」や「どうしたの、おなかがすいたの?」「ご飯がおいしいね、野菜をたくさん食べようね」と文章を意識した口語で話したいものです。子どもは身近な大人の言葉で学ぶ
子どもが発する言葉は、一番身近な大人である親が発する言葉に似ます。
親が話す言葉に動詞や形容詞がなければ、子どももそっくり同じ話し方になります。
だからこそ、大人は子どもに話すときや家族で話すときは、主語と述語のある文章で話すようにしましょう。
言語はコミュニケーションの手段と共に思考形成にも重要な意味を持っています。
子どもに対しては、大人を相手に話すときより倍の時間をかけるつもりで、ゆっくり子どもに伝え理解させる気持ちで話してあげましょう。 -
子どもと言葉(1)
2歳頃までの言葉の発達は
あかちゃんは、0歳から2歳までには20語くらいの言葉を発し、2語文まで話すことができます。
また「おしっこ」と自分の要求を言葉に出せるようになり、「がまんね」という言葉で自分をコントロールできるようになります。
自分の身の回りのモノの名前も理解し、大きい、小さいなどの言葉と、その意味も理解していきます。
大人が「ちょうだい」と言うと自分が持っているものを渡してくれたり、「ありがとう」と言うとうれしそうな顔をしたり、頭をちょこんと下げたり、相手の言葉に対する反応も覚えていきます。あかちゃん言葉はいつまで使っていいの?
「まんま」「ぶーぶー」といったあかちゃん言葉で話すのはなんとなくほほえましいものです。
しかし、それが全く抜けずにいつまでも幼児語やあかちゃん言葉で話しかけると、幼稚園などの社会に出たときに子ども自身が困ります。
10ヶ月を過ぎた頃から社会を意識し、誰にでもわかる言葉で話すように心がけましょう。
「わんわん」は「いぬ」へ、「ぶーぶー」は「くるま」へ。
「あかたん」は「あかちゃん」といった具合に普通のしゃべり方、発音に変えていきましょう。 -
子どもをほめる言葉
叱るのは大事なところで ほめることとのメリハリが大切
「可愛くば 2つ叱って 3つ誉め 5つ教えて 良き人にせよ」という昔の言葉があります。
叱るより多くほめて、ほめる以上にたくさん教えることの大切さを表していますね。多くの育児書には「ほめて育てましょう」と書いてあります。
そうはいっても、叱ることとほめることはバランスが必要で、叱る場面ではしっかりと叱らなければなりません。
叱るときは、その行動のいけない理由を伝えること、次はこうしようと教えることを必ずセットで行います。
そして、いけないことをしてしまうときの気持ちを良く聞いてあげることも大切ですよ。「叱る」は最小限に
叱らなければいけないときはどんなときか、あらかじめ決めておくと、冒頭の2・3・5の法則のように、叱る場面はそんなに多くないものです。
「子どものしかり方」にも詳しく書いているのでこちらも参考にしてくださいね。
別の良いところを上手にほめることで、叱らずに済むこともありますし、子どもの行動があらかじめ予想できるような場面では、約束をしておいて「お約束覚えてるかな?守れるかな?」と声掛けすることで、子ども自身に気付かせることもできます。ほめるポイントは具体的に
どんちゃか幼児教室ではほめて子どもを伸ばす教育しています。
例えば、「○○ちゃんの姿勢は、背中がピンとしていて素敵ね」と一言ひとりをほめると、他の子も「わたし(ぼく)もほめられたい」と思うのでしょうね、他の子もすぐにいい姿勢に変化します。
ほめることは叱ることより効果があるのです。
上手なほめ方は、できるだけ具体的に、結果ではなくプロセスに注目し、時には質問をして子どもの考えたことに共感してあげることです。○○ちゃん、お母さんが言わなくてもおもちゃを片付けられてすごいね!どうしてお片付けしようと思ったの?
そっか、早くお出かけしたかったからだね。
お片付けができてるとすぐに出かけられるもんね。お母さんも助かったよ!「明・楽・元・素」ことばは子どもを伸ばす
「明・楽・元・素ことば」とは、「明るいことば・楽しいことば・元気なことば・素直なことば」のことです。
「明・楽・元・素ことば」を紹介するので、これらのことばと、子どもの具体的な行動や考えを一緒にたくさんほめてくださいね。望ましい様子を表現する- すごい!
- いいね!
- かっこいい!
- 仲良くできたね
- 最後までやったね
- 頑張ったね
- すてきだね
- 元気だね
- よくできたね
- 泣かなかったね
- ひとりでできたね
- 約束が守れたね
- りっぱだね
- 早い!
- 一番!
- その通り!
応援してやる気を促す- やってみよう
- だいじょうぶ
- 上手!
- 良い調子
- 簡単だね
共感して一緒に喜ぶ- 楽しいね
- きれいだね
- おいしいね
- すばらしね
- おもしろいね
- やったあー!
- 好き
- ありがとう
まとめ
しっかり叱って、たくさんほめて、親の価値観を子どもに伝えていきましょう。
たくさん誉められた子は、意欲的で心が安定し自立できるようになります。
お友だちにも優しくできる笑顔が素敵な子になりますよ。