子育てのヒント
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動作に合わせた言葉を使おう
「言葉」はコミュニケーションの大切な手段
言葉は生まれながらに持っているのではなく、環境、特に一番身近な大人である親から後天的に獲得するものです。
単語からはじまって、二語文、三語文へと徐々に複雑な話ができる様になってきます。
しかし、若者たちが単語のみで会話する傾向があるようですが、これはもったいないですね。
家庭ではどんな会話が交わされているでしょうか?母親:「くつ!」これではコミュニケーションになっていません。 動作の言葉、つまり「動詞」がありません。
すると、子どもは靴箱から靴を出して靴を履いている。
子ども:「マヨネーズ!」
すると、母親はマヨネーズを取って子どもに手渡す。
夫:「風呂!」
すると、妻が夫の入浴の準備をする。「○○ちゃん、靴を履きましょうね」この方が、話を聞くほうも優しい気持ちになり、受ける言葉が出やすいはずです。
「お母さん、マヨネーズを取ってほしいな」
「これから、お風呂に入るよ」
相手を尊重したコミュニケーションが成り立ち、良好な関係を築けますね。4~5歳は難しい動作の言葉も理解できる
例えば、「重ねる」「合わせる」「戻す」「分ける」「結ぶ」「通す」「挟む」などなどです。
すると、少し先の話になりますが小学校以降の「国語」の教科はもちろんのこと、「算数」「理科」「社会」の学力がグングン伸びていくはずです。
言語力、文章力が全ての基本であり、幼児期の「今」が大切です。
今から家族が「文章」で会話をする習慣をつけましょう。