子育てのヒント
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子どもをほめる言葉
叱るのは大事なところで ほめることとのメリハリが大切
「可愛くば 2つ叱って 3つ誉め 5つ教えて 良き人にせよ」という昔の言葉があります。
叱るより多くほめて、ほめる以上にたくさん教えることの大切さを表していますね。多くの育児書には「ほめて育てましょう」と書いてあります。
そうはいっても、叱ることとほめることはバランスが必要で、叱る場面ではしっかりと叱らなければなりません。
叱るときは、その行動のいけない理由を伝えること、次はこうしようと教えることを必ずセットで行います。
そして、いけないことをしてしまうときの気持ちを良く聞いてあげることも大切ですよ。「叱る」は最小限に
叱らなければいけないときはどんなときか、あらかじめ決めておくと、冒頭の2・3・5の法則のように、叱る場面はそんなに多くないものです。
「子どものしかり方」にも詳しく書いているのでこちらも参考にしてくださいね。
別の良いところを上手にほめることで、叱らずに済むこともありますし、子どもの行動があらかじめ予想できるような場面では、約束をしておいて「お約束覚えてるかな?守れるかな?」と声掛けすることで、子ども自身に気付かせることもできます。ほめるポイントは具体的に
どんちゃか幼児教室ではほめて子どもを伸ばす教育しています。
例えば、「○○ちゃんの姿勢は、背中がピンとしていて素敵ね」と一言ひとりをほめると、他の子も「わたし(ぼく)もほめられたい」と思うのでしょうね、他の子もすぐにいい姿勢に変化します。
ほめることは叱ることより効果があるのです。
上手なほめ方は、できるだけ具体的に、結果ではなくプロセスに注目し、時には質問をして子どもの考えたことに共感してあげることです。○○ちゃん、お母さんが言わなくてもおもちゃを片付けられてすごいね!どうしてお片付けしようと思ったの?
そっか、早くお出かけしたかったからだね。
お片付けができてるとすぐに出かけられるもんね。お母さんも助かったよ!「明・楽・元・素」ことばは子どもを伸ばす
「明・楽・元・素ことば」とは、「明るいことば・楽しいことば・元気なことば・素直なことば」のことです。
「明・楽・元・素ことば」を紹介するので、これらのことばと、子どもの具体的な行動や考えを一緒にたくさんほめてくださいね。望ましい様子を表現する- すごい!
- いいね!
- かっこいい!
- 仲良くできたね
- 最後までやったね
- 頑張ったね
- すてきだね
- 元気だね
- よくできたね
- 泣かなかったね
- ひとりでできたね
- 約束が守れたね
- りっぱだね
- 早い!
- 一番!
- その通り!
応援してやる気を促す- やってみよう
- だいじょうぶ
- 上手!
- 良い調子
- 簡単だね
共感して一緒に喜ぶ- 楽しいね
- きれいだね
- おいしいね
- すばらしね
- おもしろいね
- やったあー!
- 好き
- ありがとう
まとめ
しっかり叱って、たくさんほめて、親の価値観を子どもに伝えていきましょう。
たくさん誉められた子は、意欲的で心が安定し自立できるようになります。
お友だちにも優しくできる笑顔が素敵な子になりますよ。