子育てのヒント
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人のものを取って困る
根気よく言い聞かせる
人のものを取る行動は放っておくことはできません。
大人が助言したり、取り合いにならない環境をつくってあげることが大切です。
子どもの気持ちが落ち着いている時に、絵本やぬいぐるみなどを使って、「人のものを取るのは良くないこと」だとじっくり話して教えていきましょう。
「相手が嫌なおもいをしているのだから、気をつけよう」と徐々に自分自身をコントロールする力がついてきます。
それまでになるには少々時間がかかりますが、1年間くらいは気長に構えて向き合ってみてください。
注意したいのは、お友だちといるときに親がまわりを気にしすぎて、我が子ばかりを叱っていると、子どもに弊害がでてきます。
例えば、元気のない子になったり、親の顔色ばかりを見る子になってしまいます。
子どもの行動をよく見て、叱らずに他のもので気を逸らせたり、お友だちと話し合う見本を見せたりして、上手に介入してください。
同じお友だちのものを取る場合
いつも同じお友だちで遊んでいると、取る方と取られる方が決まってくる場合が多いですね。
この場合、取ったり取られたりの「物」があることが問題なのです。
取り合いになってけんかになる予想がたつ場合は、- 「もの」を2つ用意しておく
- 「もの」を使わない遊びをする(おにごっこ・かけっこなど)
どんちゃかでは貸し借りを友だちとスムースにできるようになる魔法のことば(キーワード)があります。
それは「かして」「どうぞ」「ありがとう」です。
最初はお父さんや、お母さんも一緒に言ってあげましょう。
繰り返し繰り返し、使ってみてくださいね。誰のものでも取る場合
これは困りものですね。
何でも人が使っているものが欲しくなって、欲しいのもを手に入れるために、人のものを取ろうとする。
親としては、「静止」しないとお友だちに嫌われてしまうのではないかと心配です。
その場では、「こっちの方がおもしろそう」と気をそらせたり、「○○ちゃんって、名前が書いてあるね」と、他の人のものだと気付かせるのもひとつの方法ではあります。
その上で根本的には、子ども自身が納得していくことが大切です。
自分のものでないものを勝手に取ってはいけません、欲しくなってしまったときは、魔法のことば(キーワード)を言おうね。
「人のものが欲しくなったら、両手をグーにして『ガ・マ・ン!』」
これはどんちゃかの「5つのちから」のひとつ「がまん力」です。
最初は親も一緒に言って、何回も言い続けているうちに、少しづつ自己コントロールがついてきます。 是非やってみてください。