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テレビ・スマホ等との付き合い方(前編)
テレビ・スマホ あまり見せたくないけど…
どんちゃか幼児教室で保護者様から多い質問は「テレビ・スマホ等との付き合い方」です。
具体的には…- テレビ・動画が好きで、1日3~4時間観せていますが、いいのでしょうか?
- 子どもがテレビ・動画をひとりで観ている間に家事ができるので助かっているのですが、いいのでしょうか?
- テレビ・動画を観ていないのに、スイッチを切るといやがります。どうしたらいいですか?
- うちの子、ジーっと観ているので、<集中力>があると思うのですが・・・?
- ことばを覚えるのにたくさん観せています。間違っていますか?
子どもにとっても身近な存在なので、切り離すことは不可能ですね。
そこで、テレビ・スマホの良いところ悪いところ、またどのようにつきあっていったらよいのかを一緒に考えてみましょう。テレビ・スマホの良いところ・悪いところ
テレビ・スマホの悪いところ- テレビ・スマホから一方的に刺激を受け続けていると、子どもは想像力が働かず、受動的になってしまう。
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テレビ(動画)は視覚のみが優先されてしまう。
長時間動画を観ていると他の感覚器官が使用されず、運動機能や手先の巧緻性の発達に悪影響がある。
特に、スマホの小さな画面を凝視することは、発達途中の子どもの目には良くない。 - 長時間動画を観続けていると、双方向のコミュニケーションができず、言語理解や社会性の発達への悪影響がある。
- 子どもにとって害になる情報、不必要な情報が一方的に送られてしまう。
テレビ・スマホの良いところ-
幼児番組の音楽や体操で、子どものリズム感を育てるのに良い。
また、運動や歯磨き習慣などの助けになる情報がある。 - 子どもが理解できる番組は「記憶力」や「理解力」を発達させる。
- 子どもが理解できる物語を観ることによって、喜怒哀楽などの情感や共感性を育てることができる。
ルールを決めて上手に活用
テレビ・スマホは良いところ、悪いところ様々です。
各ご家庭の事情もあるので一律にこの使い方が良い、ということは言えず、やはり上手に活用することが大切ですね。
注意すべきポイントは3つ。-
長時間の視聴は悪影響しかないため、必ず時間を決めること
観おわったら必ず電源を切るようにしましょう。
参考:アメリカ小児学会は「2~5歳のスクリーンタイムは1時間まで」「2歳未満は0時間(見せないこと)」としています。日本小児科学会では、2歳以下は長時間の視聴をしないこと、としています。 -
夜は視聴しない
視聴するものの内容によっては、脳を覚醒させたり、スマホのブルーライトによって寝つきが悪くなってしまいます。 -
なるべく大人と一緒に観る
大人が用事を済ませたいとき、静かにしてほしいときなどに1人で見せることはあると思います。
たとえ子どもが1人で観ていたとしても「どんなお話だった?」と聞いたり「どう思った?」と感想を聞いて、子どもとコミュニケーションをとるようにしましょう。