子育てのヒント
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悪いことば
新しいことばを覚えて使いたくなる年頃
ことばが出始めると、話をすることが楽しくなり、急におしゃべりになります。
自分の言いたいことを、次から次へと話しだして止まらなくなることもあります。
まだ、「て・に・を・は」がおかしかったり、音が[テ・ビ・レ]のようにひっくり返ったりしますが、子どもは「ことば」で伝えようと一生懸命ですね。
そんなときは、多少ことばが間違っていてもすぐに訂正はしないで「うん!うん!そうなの!」と、子どもの話を熱心に聞いてあげましょう。
そして、この頃気になるのが《悪いことば》です。
「おしっこ」「うんち」「バカ」「きらい」など、親が眉をひそめたくなるようなことばを所構わず使い始めます。
子どもの生活範囲が徐々に広がりはじめると、近所・公園・幼稚園などで、いろいろな年齢層のお友だちからいろんなことばを覚えてきます。
子ども同士の「仲間意識」が強まり、共通のことばを使いたがる時期でもあります。
成長の過程でもあり、「こどもの文化」のひとつとして、おおらかに捉えてあげましょう。使って欲しくないことばにどう対処したらいい?
大人が強く叱ったり、うろたえたりすると、面白がってしまいがちですね。
子どもは「お父さんやお母さんが反応してくれた。面白い。楽しい!」という気持ちになり、ますます頻繁に使います。
そんなときの大人の対応は「聞き流す」のが一番!です。
ただ、そのままにしてしまわずに、「お父さん(お母さん)は、そのことばは好きではない。」と、叱らずに、はっきり意見として伝えます。
悪いことばや汚いことばはしばらく続きますが、大人が反応しなければそのうち治まってきますから、根気強く見守ってあげましょう。