子育てのヒント
どんちゃか幼児教室 > ブログ > 子育てのヒント > ハイハイの勧め
-
ハイハイの勧め
ハイハイをし始めるのは、生後6ヶ月~12か月ごろとされています。
「うちの子、いきなりつかまり立ちして歩き出したのよ。すごいでしょう!」などの自慢話を耳にすると、まだハイハイをしている我が子は遅れているのではないか・・・と焦ってはいませんか?
いいえ、そんなことはありません。ハイハイにはちゃんと意味があります。成長・発達に与える効果
ハイハイによる身体の発達 効果 具体例・詳細 筋力・体の機能の発達 ・腕力をつける
・背筋の筋力を鍛える
・肺周りの筋肉を鍛える手の感覚器官を鍛える 手は「第二の脳」といわれるほど感覚器官が集まっており、手のひらを使うことにより、脳が鍛えられ繊細な運動機能も発達する 視野を広げる効果 次のような成長の過程を経て、徐々に視野の範囲が広がる - 生後すぐの「寝たままの状態」の視野は上方向のみで狭い
- 寝返りを打つ頃の視野は横方法に広がる
- お座りをする頃の視野は目線が高くなる
- ハイハイをする頃になると上下左右前後に加え、興味のある場所まで動き空間を捉えられるようになる
- 立てることになると、さらに視野の高度が高くなり、範囲が広がる
たくさんの失敗の積み重ねから、うまく調節して成功する確率を高めていくのです。
子ども自身がやりたがっていることをさせることが、成長や発達を無理なく促す一番の近道とい えるでしょう。
また、ハイハイをしたい子には、心ゆくまでハイハイができる「何も物がない、広いスペース」などの環境を整えてあげることも大切です。
※思う存分ハイハイするのを「楽しく」「ゆとりをもって」見守ってあげましょう! そして、自然に歩き出すのを楽しみにしていてくださいね。