子育てのヒント
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揺さぶられっ子症候群
米国では20年前あたりから話題になっていましたが、日本でも2002年より母子手帳に掲載されるようになり、注意が呼びかけられています。 『揺さぶられっ子症候群』とは・・・・ 生後6ヶ月以内の新生児や乳児の身体を、過度に揺すぶることで発生する内出血などの諸症状をいいます。 また、児童虐待とみなされています。(叱るとき、『両肩つかんで、身体を前後に揺する』) ある程度、体が成長した児童では起こりにくいですが、まだ首が据わっていなく、頭蓋骨に隙間の多い新生児や乳児で行うと大変です。 眼底出血・頭蓋内出血(クモ膜下出血など)・脳挫傷をおこす可能性があります。 また運動機能的な障害や発達障害、あるいは最悪の場合では死にいたる危険性があることも示されています。 症状- ぐったりしている
- 顔色が悪い
- けいれんする
- 呼吸の異常
日常生活で気をつけること
- 放り投げるように、高い高いをしない
- 寝返りしはじめた赤ちゃんが50㎝くらいのソファーなどから落ちないようにする
- お座りを始めた頃、ごろんと転ばないようにする
- 長時間のドライブ(「ベビーシート」を着用)
- 赤ちゃんを泣きやまそうとして、強く揺さぶらない
でも・・・誤解をしないように!
- こどもをあやそうとして、腕で首を支えた状態で、優しく揺らしたぐらいでは発生しません。
- ドライブで長時間移動する場合は、ベビーシ-トに適切に寝かせ、休息をとりながら移動すれば問題はありません。
【あまり神経質になりすぎないこと】が大切です!