子育てのヒント
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ハサミで遊ぼう – Ⅰ
ハサミは2歳くらいから持たせることができます。
落ちついて大人の話を聞くことができ、やっても良いこと、あぶないことが分かるようになったら、子どもの様子を見ながら、ハサミを使う練習を始めてみましょう。よいハサミは切れるハサミ―①
子どもに初めて持たせるハサミは、よく切れるハサミが良いでしょう。
ハサミはよく切れるからおもしろいのです。
手がまだ自由に動かせないからこそ、「切れる」楽しさから「もっとやりたい」気持ちを呼び起こしてあげたいですね。
おもちゃのようなハサミはビス(支点)がグラグラしていたり、プラスチック製だとそもそも大人でも上手く切れない場合が多く、楽しくない上にかえって危険です。よいハサミは子ども手にぴったりのハサミ―②
右利き用、左利き用はきちんと使い分けてあげましょう。
柄の小さい方の穴に親指、大きい方の穴に人差し指、中指、薬指の3本を入れてぴったり穴が埋まると、ハサミが固定して切りやすいです。
穴が大きくブカブカな場合は、布を巻いて穴をぴったりに調節するとよいでしょう。
きつ過ぎないこと、ゆる過ぎないことが大切です。
子どもの手の大きさは成長に伴い大きくなるので、ぴったりしたサイズのものをその都度買い換えてあげましょう。安全なハサミ―③
上記に書いたように、子どもの手に合ったもので、刃先が丸く安全な子ども用のハサミを選んでください。
また、扱い方も最初に教えましょう。
ハサミのさやがある場合は、使い終わったら必ずさやに入れること。
ハサミの受渡しには、閉じた刃の方を持ち、柄を相手に向けて渡す習慣を身につけましょう。はさみの正しい使い方―④
ハサミを上手に扱えるようになるためには、正しい使い方をはじめから習慣づける必要があります。
悪い癖がついてしまうと、直すのも苦労しますし、なかなか上手にならずハサミを使うのが嫌いになってしまいますよ。 ハサミを使うときの正しい姿勢と使い方
- ハサミを使うときは必ず座る
- 体の正面でハサミを持つ
- わきを締めてハサミを持つ(わきを閉めないとハサミが横向きになってしまう)
- ハサミを体に対して垂直に固定させて持つ
- なるべくハサミの奥を使う
- まっすぐ切り進む時は、刃先までしめきらず、すぐにハサミを開いて切り進める ※以上が基本です。次回は上手になるステップを紹介します。