子育てのヒント
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脱臼(だっきゅう)・ねんざ
やわらかく「はずれやすい」子どもの関節
歩き出したり走るようになると、運動量が増えて、手をついたり、ジャンプをして脱臼やねんざを起こすことがあります。
また、大人やお友だちと手をつないだ時に、腕をひっぱられて脱臼を起こすこともあります。
子どもが痛がったり、心当たりがあるときは、なるべく早く整形外科などのクリニックを受診しましょう。
脱臼・亜脱臼とは・・・【脱臼】
なにかのはずみに、肩やひじなどの「関節」がはずれた状態を脱臼といいます。
通常は痛みを伴い、外見では腫れ、変形、ゆがみなどがみられることもあります。【肘内障(ちゅうないしょう)】
脱臼しかかった状態を「亜脱臼」といいますが、特に肘の亜脱臼を「肘内障」といいます。
肘内障は、6歳くらいまでの子どもに多く見られ、子どもが転びそうになった時に大人が子どもの腕を強くひっぱったり、肘を伸ばしたりした拍子に起こります。
激しい痛みを訴え、腕を下げたまま痛がって動かそうとしない場合は肘内障が疑われます。症状- 腕をだらりとさせたまま動かせない
- 関節部が変形している
- 関節部がはれて、青ずんでいる
- 痛がって泣く
対処- 痛がっている時は、氷のうや冷却パックで冷やす
- 添え木や三角巾で患部を固定して、小児科・整形外科・外科を受診する
ねんざとは・・・【捻挫(ねんざ)】
関節をねじってしまうことを「捻挫」といいます。
捻挫は強い痛みがあり、関節部が青紫に腫れてきます。
すぐに氷のうや冷却パックでよく冷やしましょう。
氷水を入れた洗面器などに患部をつけて冷やすのもよいでしょう。
患部はなるべく動かさないようにして、心配な場合は小児科・整形外科を受診しましょう。症状- はれや痛みがひどい
- 患部が青紫色になっている
対処- 氷のうや冷却パックでよく冷やす
- 足首をねんざした場合は固定して、できるだけ歩かせないようにする
- 2~3日は冷湿布して、入浴をひかえる
- 痛みが消えてきたら、温湿布にかえる
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子どもどうしのトラブル
トラブルは子どもの成長の過程 社会性のめばえ
2~3歳頃になると、一緒に遊ぶ友だちにも興味や関心が出てきます。
そのため友だちどうしのトラブル、けんかも起こるようになります。
2~3歳児はまだ気持ちのコントロールができない「自己中心的な年齢」ですから、けんかが発生するのはよくあることですし、当たり前のことと思いましょう。
友だちの存在が気になるのは社会性のめばえであり、成長のあかしなので喜んでよいことですよ。
それでは、けんかやトラブルが起こるときの子どもの内面や、周りの大人の対処の仕方を考えてみましょう。
けんかやトラブルになるときの子どもの内面
2~3歳の子どもは友だちに対してこんな風に思っています。- みんなは楽しそうに遊んでいるな
- 友だちが何をして遊んでいるのかな
- 友だちと一緒に遊んでみたいな
- 友だちはどんなおもちゃを持っているのかな
- ぼく(わたし)も友だちと同じおもちゃがほしいな
- ぼく(わたし)がいることに友だちは気がついているのかな
- (順番)一番最初がいいな
- (競争)絶対一番がいいな
けんかはこんな風にして起こる
一緒に仲良く遊びたいのに、なかなか自分から「あそぼう!」と言い出せないのが、2~3歳の頃の特徴です。
自分に関心を寄せてもらうために、友だちをたたいたり、押したりする行動に出てしまいます。
相手の友だちも何でたたかれたり押されたりしたのかわからず怒ってしまい「けんか」が発生します。
また、しばらく仲良く遊んでいても、おもちゃの取り合いが始まる場合があります。
おもちゃは全部自分のものと思い込んでいる年齢であるのと、まだうまく「貸して」と言えずにいきなり友だちのおもちゃを取ってしまってトラブルになります。けんかが起きたときの大人の対処法
けんかが起きたときの子どもの内面はとてもシンプルであることを理解した上で、大人が子どもの気持ちを汲み取りながら対処することがとても大切です。
とりあえずお互いに「ごめんなさい」を言いなさいと強要してその場を取り繕ったり、経緯が分からないまま「○○ちゃんが悪い」と決めつけてしまうことは子どもにとって良くない態度です。
どのような経緯でけんかになったのか、どんな原因があったのか、できるだけ知るようにしてください。
それぞれの子どもの気持ちをよく聞いて、「うん、うん、そうなの、わかったよ」と同意してあげましょう。
それだけでもたいていのけんかは落ち着き、収まります。
こんなけんかはすぐに止めます!
- だれかが泣き始めてしまう
- 『一人』対『多数』 のけんか
- 誰かが物(武器)を持っている
友だちをたたいてしまう子どもは たたかれた経験のある子
けんかやトラブルの中で、気に入らないことがあると友だちをたたいてしまう子どももいます。
まだ相手に伝える言葉が豊富ではないので、伝えたいことばの代わりに手が出てしまうのです。
たたくと「気持ちがスッとする」ことや「大人にかまってもらえる」という間違った認知をしてしまうと、やがて「たたくこと」をコミュニケーションの手段にしてしまうようになります。
よくたたいてしまう子はどのような子かというと、「たたかれた経験がある子」です。
例えば…
- 友だち(少し年齢の大きい友だち)にたたかれた経験がある
- 兄弟(特に兄や姉)にたたかれた経験がある
- 親にたたかれた経験がある
子どもをたたくことは「しつけ」とは言いません。
たたくことは手っ取り早く子どもに言うことを聞かせようとする大人の傲慢さです。
子どもをたたくことは今すぐやめましょう。
子どもをきちんとしつけるには、大人が正しい方法を知っている必要があります。
「子どもの叱り方」にも詳しく書いているので、参考にしてくださいね。子が友だちをたたいてしまったときの大人の対処法
子どもが友だちをたたいた時、大人が「たたいてはいけません!」「謝りなさい!」と勢いで叱ってしまいがちです。
子どもはその瞬間、エネルギーをため込んでいたり、頭に血が上っていたりするので、その場ですべて言い聞かせようとするよりは、時間がたって冷静になってから言い聞かせることの方が大事です。たたいてしまったその場では子どもには落ち着いた態度で「たたくことはいけないことである」と伝え、どうしてたたいてしまったのかその理由をよく聞いてあげましょう。
すぐに大きな声で叱りつけるようなことはせず、また痛みを分からせるというつもりで、大人がたたいた側の子を同じようにたたくようなこともしてはいけません。
たたいてしまったことについては、友だちにきちんと謝るよう、促しましょう。時間がたってから、その日のうちにたたいたことすら忘れてしまっているのでは、注意する意味がないので、翌日ではなくその日のうちに、子どもと親が冷静になってから、「たたくことはいけないこと」と教えましょう。
どのように伝えればよいかいくつか例をあげてみます。◆ たたかれたら痛くて悲しいことをしっかり伝える
「○○ちゃんがたたかれたらどんな感じがする?」
「そう、痛いよね」「そう、悲しいよね」
と、相手の子の気持ちを代弁して言葉で言い表して伝えます。
◆ ぬいぐるみに置き換えて理解させる
例えば、絵本やぬいぐるみを使って「たたかれたクマさんは泣いているけれど、どう思う?」と問いかけると、子どもは素直に「かわいそうだね。痛いよね。たたいたらいけないよ。」とわかってくれます。
◆ 普段の会話に友だちの話題や名前をたくさん出す
家庭でお風呂に入っている時、食事をしている時、おやつを食べている時、遊んでいる時、寝る前など、気持ちがリラックスしている場面で、お友達の話題や名前をたくさん出すと友達に親しみを持つようになり、けんかが少なくなります。いやなことを「NO」と言えるように
友だちにおもちゃを「貸して」と言われたとき「どうぞ」ができるのは素晴らしいことです。
ただし、いつもいつも我慢を強いるのは子どもにとってよくありません。
「いや」と言えず、いつもおもちゃを取り上げられてしまう幼稚園・保育園は楽しくなくなってしまいますね。
幼稚園・保育園に入るまでに、意思表示をしっかりできるようにしておくことはとても大切です。
「貸してもいいときは『どうぞ』をして、貸したくないときは『いや』『ちょっとまって』と言おうね」と教えてあげましょう。
どうしても言えないときは、言えるようになるまでお母さんが一緒に言う練習をしても良いですね。自分のもの・他の人のものを区別できるようにする
トラブルを予防するために、自分のものと誰かのものを区別し、理解できるようになることも大切です。
例えば、親の大切なものを子どもに触らせないようにすることで理解させることもできます。
子どもが親の大切なものを触ろうとしたら、「これはお母さんの大事なものだから、貸せないのよ」とNo の意思表示をすることで、子どもが「嫌なときは『いや』と言っていい」と学ぶことができます。
親が大事にしているもの、子どもが大事にしているものについて話をして、勝手に触らないようにしようね、と親子の間の約束をつくっても良いですね。子どもが乱暴な言葉を覚えてしまうときは
「ばか」「うんち」など汚いことば・乱暴なことばを使いたがって困っています。
あまり気にしすぎず、その都度、その言葉で傷つく子がいることを教えたり、大人がきれいな言葉を使うことを心がけることが大切です。「なんでそんなことを言うの!」と叱ってもあまり意味はありません。
乱暴なことばは、子どもの成長の過程で必ず通るものです。
聞きなれないことばや面白そうなことばは使ってみたいものなんですね。
そういう言葉を友だち同士の会話の中で使うのが楽しかったり、大人の反応が面白いと感じていたりしているので、強くしかりつけても逆効果です。
ただ、人を傷つけたり、まわりを不愉快にする言葉は、その都度「良くない言葉だよ」と落ち着いた態度で教えてあげましょう。
または、「お母さんはその言葉、あまり好きじゃないな」とその場で伝えたり、周囲に影響がないものはあえて放っておくのがいいでしょう。
そして、ゆっくり話ができる時間に、使って欲しくない言葉とその理由を伝えます。
このときには、絵本やぬいぐるみを使って「その言葉を言われたぬいぐるみのクマちゃんはどんな気持ちがする?」と聞いてあげてください。
言われた人も、周りで聞いている人も、気持ちよく思っていないことも教えましょう。
3歳頃は、いい言葉も悪い言葉も吸収する時期です。
悪い言葉を気にするよりも、お父さん、お母さん自身が素敵なことばを意識して話すことが大切ですよ。
感覚の言葉や、ポジティブな形容詞をいっぱい話してみてください。
「あれ」「これ」ではなく「右の○○を取ってね」と主語と動詞・動作の対象をちゃんと使って文章で話してみてください。
家族同士のあいさつ「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」のやりとりを見せていると、子どもも自然と友だち同士いい会話ができるようになってきます。 -
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[子育てヒント]歩き始めの早い遅い
『這えば立て、立てば歩めの、親心』
昔からこのように言われているように、お父さん・お母さんは、子どもの成長を楽しみにしながら、少しでも早く成長してほしいと願うものです。
歩き始める時期には、大きな個人差があります。 周囲の子どもと比べて焦らず、その子なりの成長をゆっくり見守りましょう。
子どもは、寝返り、おすわり、はいはい、つかまり立ち、伝い歩きなど、さまざまな経験を重ねながら、少しずつ歩くための力を身につけていきます。
赤ちゃんに見られる「原始歩行」
生後間もない赤ちゃんを両脇から支え、足の裏を床などに触れさせると、両足を交互に出して歩くような動きをすることがあります。
これは、赤ちゃんに生まれつき備わっている原始反射の一つで、成長とともに自然に見られなくなります。

1歳前後になると、個人差はありますが、少しずつ立ったり歩いたりする動きが見られるようになります。
10~12カ月ごろ
- 家具などにつかまって立つ
- 家具につかまりながら横に移動する
つかまり立ちができるようになると、家具などにつかまったまま、少しずつ横へ移動する伝い歩きが始まります。
つかまり立ちを始めたら、家具が倒れないように固定し、テーブルの角や床にある小さな物など、室内の安全を確認しましょう。
1歳~1歳6カ月ごろ
- 支えなしで短い時間立つ
- 数歩、自分で歩いてみる
- 少しずつ一人歩きが安定する
最初は両足を広げ、手を上げながら、ゆっくりとバランスを取って歩きます。 転びながら何度も挑戦することで、歩く動きが少しずつ安定していきます。
18カ月ごろには、支えにつかまらずに歩く姿が多くの子どもに見られるようになりますが、発達の進み方には個人差があります。
1歳6カ月~2歳ごろ
- 安定して歩く
- 早歩きや小走りをする
- 後ろ向きに歩いてみる
歩くことに慣れると、動く速さや方向にも変化が見られるようになります。 段差を上ったり、ボールを追いかけたりするなど、遊びの幅も広がります。
歩き方や運動の得意・不得意には個人差があります。 他の子どもと比べず、本人が安全に体を動かせる機会をつくりましょう。
2歳~5歳ごろ
- 走る
- 階段を上る
- 両足をそろえて跳ぶ
- 片足で立つ
- 遊具に上る
- 速さや方向を変えて動く
幼児期には、走る、跳ぶ、上る、投げるなど、全身を使った動きが少しずつ増えていきます。
外遊びや公園遊びなどを通して、無理のない範囲でさまざまな動きを経験させてあげましょう。
ちょっと心配 Q&A
1歳6カ月になりますが、まだ一人で歩きません。大丈夫でしょうか?
歩き始める時期には個人差があります。無理に歩かせず、子ども自身が動こうとする気持ちを見守りましょう。
興味のあるおもちゃを少し離れた場所に置くなど、安全な環境の中で、自然に動きたくなるきっかけをつくってみましょう。
1歩でも歩けたときには、「歩けたね」と笑顔で認めてあげてください。
18カ月を過ぎても支えなしで歩く様子がない、左右の動きに大きな差がある、以前できていた動きができなくなったなど、気になる様子がある場合は、乳幼児健診や小児科で相談しましょう。
O脚のように見えて心配です。
歩き始めの時期に、脚が外側へ曲がって見えることは珍しくありません。
多くの場合は成長とともに少しずつ変化していきます。 片脚だけが大きく曲がっている、変形が強くなっている、痛がる、3歳を過ぎても強いO脚が続くなどの場合は、小児科や整形外科へ相談しましょう。
歩き始めの子どもに、おすすめの遊びはありますか?
親子で楽しみながら、さまざまな方向へ体を動かす遊びを取り入れてみましょう。
カニ歩き 親子で横向きになり、ゆっくり横へ歩きます。風船遊び 落ちてくる風船を追いかけたり、手で触ったりして遊びます。ペンギン歩き 子どもを大人の足の甲に乗せ、両手をつないでゆっくり歩きます。転倒や衝突を防ぐため、周囲を片付け、大人がすぐに支えられる状態で遊びましょう。
歩き始めの靴は、どのように選べばよいですか?
室内では無理に靴を履かせる必要はありません。屋外を歩くようになったら、足を守るための靴を用意しましょう。
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つま先にゆとりがある
指を動かせる幅があり、つま先が窮屈にならない靴を選びましょう。
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靴底が適度に曲がる
歩く動きに合わせて、足の指の付け根付近で自然に曲がる靴が適しています。
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滑りにくい
靴底に滑り止めがあり、安定して歩けるものを選びましょう。
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かかとが安定する
かかとが靴の中で大きく動かず、面ファスナーなどで足を固定できるものがおすすめです。
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足に合ったサイズを選ぶ
つま先には指1本分程度のゆとりを持たせ、きつ過ぎたり、大き過ぎたりしないサイズを選びましょう。
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定期的にサイズを確認する
子どもの足は成長が早いため、月に1回程度、つま先や横幅が窮屈になっていないか確認しましょう。
歩き始める時期や運動の得意・不得意には個人差があります。 周囲の子どもと比べず、子どもが自分から動こうとする気持ちを大切にしながら、安全な環境で成長を見守りましょう。歩き方や姿勢、脚の形について気になることがある場合は、自己判断で特別な運動をさせたり、矯正用の靴を使用したりせず、乳幼児健診や小児科、整形外科などで相談してください。 -
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子どもの便秘
排便時の様子や便をよく観察しましょう
排便には個人差があるので、2~3日に1回しかうんちが出なくても、スムーズに出て、元気に遊んでいるようなら心配はいらないでしょう。
日頃から、排便の回数やそのときの様子、便の様子などを観察して、いつもと違うことがあれば気付けるようにしておきたいですね。
便秘かもしれないときは
排便の間隔が数日だったり何日もないときは、次のようなことをチェックしてみてください。便秘の症状- いつもより排便の間隔が長くなっている
- 便が固くコロコロ状、排便時に痛がる
- おなかが張っている
- 食欲が落ちていて機嫌が悪い
いつもと便の色が違う(血便や緑色など)ときや、発熱・嘔吐を伴うときはなるべく早く小児科を受診しましょう。受診時には便を持参してください。
また、一週間以上の便秘を繰り返す場合は医師に相談しましょう。便秘の対処-
浣腸をして便を出す
出てきた便の様子が良くない(ドロドロ、血便など)ときは小児科を受診しましょう。
(注)市販の浣腸を使用するときは、月齢にあったものを購入してください。
- おしりを刺激したり、おなかをマッサージする
固い便が肛門を傷つけてしまうと、次から排便を嫌がったりがまんしてしまい、ますます便秘になってしまいます。
日頃から便をためないように予防することが大事ですね。便秘を防ぐために生活を見直そう
いつも便秘がちだと、成長してからも本人が大変な思いをします。
離乳食が始まることからは、便秘にならない生活習慣を身につけられるよう、次のようなことを意識してみましょう。食事量食べる量や水分を飲む量が極端に少ないと便秘になりやすいです。
朝食、昼食、夕食の3度の食事をしっかり食べ、水分も意識して摂るようにしましょう。内容食事は「主食と主菜・副菜をバランスよく」たっぷり食べるようにしましょう。
幼児は喉越しがよく、柔らかい食べ物が好きですが、好き嫌いせず、食物繊維を多く含んだ歯ごたえのあるものを食べさせることも大切です。
間食にも食物繊維の多いものや果物などを取り入れると良いでしょう。食べられる子にはヨーグルトなどの発酵食品を与えても良いですね。
環境食欲がわくように、食事が楽しく、おいしく食べられるように工夫しましょう。
テレビやスマホなどはいったん消して、お父さんお母さんも機嫌よく食事をすると、子どもも自然とたくさん食べられるようになりますよ。
生活リズムと運動排便のリズム規則正しい生活を意識しましょう。
決まった時間に起床して、排便する時間も決まることが望ましいです。
朝食後のおむつ交換のときにおしりを刺激したり、マッサージするのを習慣にしても良いですね。
トイレトレーニングを始めたら、決まった時間にトイレに行くようにしましょう。
適度な運動外遊びができる日は、十分に時間をとってたくさん身体を動かしましょう。
身体を動かすと腸の働きも活発になり、おなかも空いて食欲も出るので一石二鳥ですよ。
参考:食物繊維が豊富な食品いも類さつまいも・さといも・こんにゃく野菜類白菜・キャベツ・ごぼう・にんじん・だいこん・なす・ピーマン・かぼちゃ豆類大豆・小豆・納豆穀類麦飯・コーンフレーク・オートミールくだものバナナ・リンゴ・ミカン・オレンジ・メロン・パイナップルきのこ類しいたけ・しめじ・えのき・まいたけ・エリンギ海藻類わかめ・こんぶ・のり・ひじき
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噛むことの効能
よく噛むことは健康に良い
「ご飯はよく噛んで食べなさい」と子どもの頃に教えられたことがある人は多いと思います。
噛むことが健康に良いことはみなさんご存じのことと思いますが、食事における「噛む」ことの効能について、改めてご紹介いたします。
身体的効果- 噛むことで唾液が分泌され、口腔内で清潔さを保ち、持続的な抗菌効果が得られる
- 唾液成分が食物の消化を促進し、飲み込むときの潤滑油の役目も果たす
- 唾液には歯そのものを強化し、虫歯を発生させにくくする成分も含まれている
食事を摂るときによく噛むことで、自然と唾液の発生が促され、口の中に様々なよい効果を与えます。
また強い歯は、高い身体能力の基礎になりますね。心理的効果- 噛むという行為によって緊張が緩和され、ストレスが軽減される成分が脳内に生成される
- 一定のリズムを保つことで、心理的に安心感を得ることが出来る
- よく噛むことによって、食欲が満たされ精神的な充足につながり、情緒が安定する
ガムを噛むことは昔は行儀が悪いとされていましたが、最近では寛容な空気も感じますね。
スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいるのは、緊張感をほぐしたり、リラックスする効果を得られると知っているためです。
子どもにとっても噛むことは心の安定につながります。間接的効果- 噛むことで脳に刺激を与え、脳の働きが活性化することにより、頭の回転がよくなる
- さらに脳内の記憶をつかさどる機能にも影響を与え、記憶力の向上につながる
- たくさん噛むことで脳が満腹感を感じ、食べ過ぎを防ぐことによって肥満になりにくくなる
脳に与えるあらゆる刺激から、子どもの学習能力にも良い影響が期待できます。おわりに
食育における「噛む」ことのさまざまな効果についてご紹介しました。
よく噛むことは、近年の研究においても、心身ともによい効果が得られると分かってきています。
ぜひお子さまと一緒に毎食、よく噛んで食事を楽しんでくださいね。 -
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熱の出る病気
子どもが熱を出すのは正常な反応
子どもが急に発熱したらとても心配になりますが、子ども自身に元気がある場合はそれほど心配しなくても良いことが多いです。
まずは、大人が落ち着いて対処することと、子どもに無理をさせずしっかり療養させてあげることが大切ですね。

子どもは生後6か月頃から2歳頃までの時期には頻繁に発熱します。
2歳頃までの時期に発熱が多いのは、免疫を持たない子どもの身体が、さまざまなウイルスや細菌に初めてさらされ、生体反応として炎症が起き発熱するためです。
幼稚園・保育園に通い始めると、一通りの感染症にかかることは覚悟しなければなりませんし、それも子どもの身体が免疫を獲得するために必要なことであるとも言えます。
子どもが発熱したときに落ち着いて対応するためにも、熱が出る病気の種類や、対処方法をあらかじめ知っておきましょう。発熱する子どもの病気
まず、もし生後3か月未満で発熱した場合は、重篤なケースが考えられるので、すぐに医療機関を受診しましょう。
生後3か月以上で発熱が見られたら…-
医療機関への受診の判断目安
39度以上の高熱、ぼんやりしている、ぐったりしている、呼吸が苦しそう、鼻水・鼻づまりや咳といった症状を伴わず発熱が5日以上続く、などの症状が一つでも当てはまる場合はなるべく早く医療機関を受診しましょう。
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自宅で療養して様子を見る目安
子どもが比較的元気で、食事もとれている場合は、ゆっくり休めばよくなることが多いです。
水分をしっかりとって、排尿・排便も含めて経過観察して様子を見てあげてください。
子どもの発熱などの初期症状だけでどの病気であるか、何が原因かを判断するのは難しいものです。
不安な場合は小児科を受診し、医師の診断を仰ぎましょう。
医師が特に確定診断(検査)が必要ないと判断した場合は、診断名を明確にせず対処療法としての薬の処方のみが行われることも多いです。
経過を注意深く観察し、指示があった日数を経過しても軽快しない場合は、遠慮せずに再度受診しましょう。
受診の判断がつかないときや不安な時は
「子ども医療電話相談事業」#8000に電話して相談することができます。
他にもお住まいの各地域で医療相談を受け付ける窓口が用意されているので、抱え込まず相談するようにしてくださいね。ここからは子どもの発熱を伴ういくつかの病気を紹介します。
プール熱(咽頭結膜熱)
―のど・結膜に炎症を起こす病気―
プール熱とは、アデノウイルスに感染して起こる感染症のことで、6月頃から増加し始め7~8月頃に流行のピークを迎えます。
結膜または上気道からの感染が感染経路となり、飛沫感染・接触感染によるものと、夏場はプールでの感染が多いことから「プール熱」と称されています。
症状
38度以上の発熱から、「咽頭炎」による喉の痛み・「結膜炎」による眼痛・涙目などの症状とともに、頭痛や食欲不信・倦怠感などが現れます。
3~5日間発熱が続き、1週間ほどで自然に良くなります。
治療・対処法
咽頭結膜熱に対するワクチンや治療薬はないので、発症したあとの対処療法で症状を緩和します。
その間、喉の痛みや熱による脱水症状も懸念されますので、喉に刺激が少ない食べ物や、喉ごしの良い冷たい飲み物などを与えましょう。
発熱や喉の痛み・目の充血などの主な症状が消えて、2日経過すれば登園可能です。溶連菌感染症
―発熱と喉の腫れ・舌がいちご状になる病気―
溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌の感染によって起こる病気のことで、主に12月から6月にかけての感染が多いと言われています。
飛沫感染・接触感染により、咽頭や扁桃などの上気道が炎症を起こす感染症です。
症状
感染後2~5日で症状が出始め、38度以上の発熱と激しい喉の痛み、倦怠感が現れ、嘔吐を伴うこともあります。
発症して1~2日経つと顔や脇の下、下腹部などに小さい発疹が出始め、2日目以降には舌に小さな発疹が出る「イチゴ舌」と呼ばれる症状が現れます。
また、3歳未満の子どもには熱の症状が現れないこともあるため、注意が必要です。
溶連菌には咳や鼻水の症状が出ないという特徴もあるので、様子をよく観察して医師に症状を伝えましょう。
治療・対処法
溶連菌には抗菌薬(抗生物質)があるので、医師の処方により服用すると快復が早いでしょう。
抗菌薬の服用は医師の指示に従い、服用期間をしっかり守る必要があります。
溶連菌感染症は「第3種の感染症」に定められており、登園再開の基準は、症状が消え、医師が感染の恐れがないと認めた場合、あるいは抗菌薬の内服後 24~48 時間が経過していることと定められています。風邪症候群
―子どもにとって身近な病気―
一般的に「風邪症候群」のことを「風邪」といい、上気道(鼻や喉)の炎症による一連の症状のことをいいます。
風邪の原因のほとんどはウイルスや細菌感染によるもので、その原因ウイルス・菌の数は、前述の感染症の原因となるものを含め、200種類以上といわれています。
症状
主な症状は、鼻水・鼻づまり、喉の痛み、頭痛・発熱、全身の倦怠感などに加え、炎症が気管や肺の方まで広がることで咳・痰などの症状が現れます。
治療・対処法
基本的に特効薬はなく、発熱には冷却・解熱剤、呼吸器症状には咳止めや気管支拡張薬を処方するなど、対症療法が主体となります。
風邪は、たいてい3~5日以内には良くなります。
しかし、その後も症状が回復しない場合は、中耳炎・副鼻腔炎・肺炎などの恐れもあるので小児科を受診しましょう。
登園基準に特に決まりはなく、熱が下がれば登園可能とされています。
注意:上記に記載した登園可能な時期はこども家庭庁の「保育所における感染症対策ガイドライン」を参考にしています。実際には各幼稚園・保育園ごとに出席停止期間が定められているので、医師の指示や、通園している園の指示に従いましょう。
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医療機関への受診の判断目安
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子どもが意欲を出す「励まし」と「褒める」言葉
子どもががんばっているこんな場面では
子どもが何かに挑戦してみた結果、失敗したりくじけてしまい、次の行動へ意欲をなくしてしまうことはよくあることです。
例えば初めての洋服のボタンかけでのこんなケース…どんちゃんは3歳になり自立心がだいぶ芽生えてきました。
日頃からお父さんお母さんから「どんちゃん、ひとりでパジャマが着られるようになるといいね。今度チャレンジしてみようね。」と言われていました。
どんちゃんは「ようし!今日は最後まで、自分ひとりでパジャマを着てみよう!」と意気込んでいます。
まず、ズボンはひとりで履けました。
それから上着も着ることができました。
ここまではどんちゃんはニコニコ顔で意気揚々です。さあ!一番難しいのはボタンかけです。
大きなボタンが3つ。
穴にボタンを差し込むことはできるのですが、何度やってもボタンを穴から引っ張り出して上手に収めることができません。
だんだんイライラしてきました。
ついには「もうできない!やらない!」とかんしゃくを起こし泣き出してしまいました。
こんなとき、お父さんやお母さんはどんな言葉かけをしますか?
「泣かないの!」と叱りますか?
黙って見過ごしてしまいますか?
子どもが失敗して落ち込んだり、やる気をなくしている時こそ、子どもに励ましの言葉をかけてあげましょう。
励ましの言葉
子どもが「失敗しても大丈夫」「また頑張ってみよう」と意欲を出す魔法の言葉があります。
その魔法の言葉を紹介するので、お父さんお母さん、ぜひ声に出して言ってみてくださいね。やってみよう!
「どんちゃん、諦めないでもう1回やってみようね!どんちゃんならきっとボタンがかけられると思うよ。お母さんはできるようになるまで応援しているからね。」ちょっと背中を押してあげてたらもう1回チャレンジしてみようと意欲がムクムク湧いてきますよ。見ているよ
「どんちゃんがボタンをかけるところを お父さん最後までずっと見ているよ!がんばれどんちゃん。」結果だけでなく行動のプロセスが大事です。
ボタンかけに挑戦している様子を目を離さず最後まで見守っていてあげてください。
お父さんお母さんがずっと見ていてくれると、子どもは嬉しくなって頑張れるものです。もう1回!
「どんちゃんは諦めないところがステキ!すごいと思うよ。何度も繰り返してやってごらん。ほーら、さっきより上手になったし早くボタンがかけられるようになったね。もう1回!やってみようね!」繰り返しは大切です。何度も繰り返すことで出来るようになります。
さっきより上手になったよの声かけで成功体験を重ねて、自分に自信を持てる子に育てていきましょう。がんばって!
「そう、そう!どんちゃんがんばって!」親の励ましは一番嬉しいものです。
ずっと言い続けるのではなく、ここは難しくて頑張っているな、というポイントで言うと効果的です。間違えてもいいよ
「そういうやり方もあるね。そのやり方でもできそう?間違えてもいいよ、いろいろやってごらん?」間違えることに臆病になるのは叱るからです。
お父さんお母さんが考えていたやり方、教えた方法と違う場合につい口を出し「違う、違うでしょ!」と叱ってしまいます。
お父さお母さんに叱られることが怖くなって、間違えることはいけないことだと思い込んでしまいます。
決して叱らずに、子どものやり方を認めてあげましょう。失敗してもいいよ
「がんばったね。失敗してもいいんだよ、またやってみようね」子どもは失敗しながら上手になって成長していくものです。
もし子どもが失敗したらどうしようと心配していたら「失敗してもいいよ」と励ましの声をかけてあげてください。
失敗してしまっても、がんばったプロセスをほめ、次回の期待を込めて声をかけましょう。きっと大丈夫!
「どんちゃん、もうすぐボタンがかけられるようになるね。楽しみだね。どんちゃんならきっと大丈夫!」安心感を与える言葉です。子どもは達成する近い未来を想像することができます。
安心したらもう一度やってみようと意欲がわいてきます。進め!
「どんちゃん、そう、その調子。進め!進め!」背中を押して、行動を促す言葉です。
「がんばって」と同じような言葉ですが、自信をなくしそうになる気持ちを前向きにして、元気と活力を呼び戻す応援の言葉です。チャレンジしてみよう
「どんちゃん、大きなボタン3つかけられたね。スゴイ!今度は小さいボタンを4つにチャレンジしてみようね。」少し「上」を目指すことも大切です。
少し上の目標にチャレンジして、小さな達成感をたくさん得られると、挑戦と失敗を恐れない子になります。
達成できたら「お兄さん(お姉さん)になったね」の言葉を付け加えるのも良いですね。やればできる
「やったね、どんちゃんはやればできるね!」できたときの言葉がけも大切です。
少し難しいことにチャレンジして、時間はかかったけれど出来た!というときには、お父さんお母さんはその瞬間を逃さず、子どもの自信につながる言葉をかけてください。一生懸命だね
「どんちゃんは諦めないで頑張っていて一生懸命だね!そんなどんちゃんが大好き!」あきらめずに頑張っている姿勢を認めてあげてください。
子どもが集中している時は声を掛けずに静かに見守り、子どもの手が一段落した時にがんばっている様子が素敵だと、お父さんお母さんの気持ちとして伝えてあげてください。
結果だけではなく、プロセスを認めてあげることはとても励みになります。いいことあるよ
「ボタンかけの次は何にチャレンジしてみる?きっといいことあるよ、楽しみだね」他のことにも挑戦したいと思わせる、期待と安心を与える言葉です。
何か一つ達成したら、子どもに意見を聞いてみて、挑戦する気持ちを前向きに導いてあげましょう。むずかしかったね
「むずかしかったね!どんちゃん、こんな難しかったことができるようになってすごいね。」がんばった子どもの気持ちに共感してあげましょう。
親が子どもの気持ちを共有してあげると、自分のがんばりを理解してもらえている安心感と、達成したときの自信につながります。ほめる言葉
ほめる言葉かけは「またやりたい」という意欲の源になります。
ほめるタイミングはその時その場が大切!あとでほめるのはNGです。チャンスを逃さないでください。
また結果だけでなく、子どもの行動をよく観察してプロセスをほめることを忘れないようにしましょう。
ほめ方は優しい口調で、言葉+心からの笑顔+しぐさ ですよ!「できたね!」「じょうず!」「天才!」
できたことや、その出来栄えを心からほめられたら嬉しくなるし、自信が持てますね。
「天才!」は大げさですが、ときどき使うと効果的です。「すごいね!」「かっこいい!」「すてき!」
がんばる様子、がんばる姿勢をほめて、その結果もほめられたらうれしいですね。「うれしい!」「またやってね」「ありがとう!」「助かったよ」
大人の役に立てた、期待されている、感謝されている、と感じると子どもは誇らしい気持ちになりますね。 -
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人のものを取って困る
根気よく言い聞かせる
人のものを取る行動は放っておくことはできません。
大人が助言したり、取り合いにならない環境をつくってあげることが大切です。
子どもの気持ちが落ち着いている時に、絵本やぬいぐるみなどを使って、「人のものを取るのは良くないこと」だとじっくり話して教えていきましょう。
「相手が嫌なおもいをしているのだから、気をつけよう」と徐々に自分自身をコントロールする力がついてきます。
それまでになるには少々時間がかかりますが、1年間くらいは気長に構えて向き合ってみてください。
注意したいのは、お友だちといるときに親がまわりを気にしすぎて、我が子ばかりを叱っていると、子どもに弊害がでてきます。
例えば、元気のない子になったり、親の顔色ばかりを見る子になってしまいます。
子どもの行動をよく見て、叱らずに他のもので気を逸らせたり、お友だちと話し合う見本を見せたりして、上手に介入してください。
同じお友だちのものを取る場合
いつも同じお友だちで遊んでいると、取る方と取られる方が決まってくる場合が多いですね。
この場合、取ったり取られたりの「物」があることが問題なのです。
取り合いになってけんかになる予想がたつ場合は、
- 「もの」を2つ用意しておく
- 「もの」を使わない遊びをする(おにごっこ・かけっこなど)
しかし、いつもこのように上手く遊べるとは限りません。
どんちゃかでは貸し借りを友だちとスムースにできるようになる魔法のことば(キーワード)があります。
それは「かして」「どうぞ」「ありがとう」です。
最初はお父さんや、お母さんも一緒に言ってあげましょう。
繰り返し繰り返し、使ってみてくださいね。誰のものでも取る場合
これは困りものですね。
何でも人が使っているものが欲しくなって、欲しいのもを手に入れるために、人のものを取ろうとする。
親としては、「静止」しないとお友だちに嫌われてしまうのではないかと心配です。
その場では、「こっちの方がおもしろそう」と気をそらせたり、「○○ちゃんって、名前が書いてあるね」と、他の人のものだと気付かせるのもひとつの方法ではあります。
その上で根本的には、子ども自身が納得していくことが大切です。
自分のものでないものを勝手に取ってはいけません、欲しくなってしまったときは、魔法のことば(キーワード)を言おうね。
「人のものが欲しくなったら、両手をグーにして『ガ・マ・ン!』」
これはどんちゃかの「5つのちから」のひとつ「がまん力」です。
最初は親も一緒に言って、何回も言い続けているうちに、少しづつ自己コントロールがついてきます。 是非やってみてください。 -
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お手伝い
子どもの「やってみたい」を大切に
2歳~3歳児は「模倣期」で、大人のやることを見て真似る時期です。
親のやっていることに興味があり、自分もやってみたい気持ちになり「やらせて」と言ってきます。
その時こそ、お手伝いのチャンス!です。
子どもの自主性が芽生え、成長する瞬間を逃さないでください。
「忙しいから、またあとでね」とつい、言ってしまいがちですね。
忙しいときは「じゃあ、明日やってもらおうかな?いい?約束ね」となるべく早いうちにお手伝いの機会を作ってください。
お手伝いができたら「○○ちゃんに手伝ってもらって、本当に助かった。ありがとう」と子どもにしっかり伝えてくださいね。
子どもは親に褒められた満足感と、家族のために役に立てた喜びで、家族の一員であることを自覚します。
「家庭は社会の原点」です。
家庭という小さな社会で役立ちたい気持ちが、子どもの社会性をはぐぐみます。
お手伝いをすることで、段取りが良い子、思いやりのある子、生活力がある子に成長しますよ。
幼児にできるお手伝い
- お料理の手伝い(野菜洗い・皮むき・切る・卵割り・食材をこねる・混ぜる・餃子作り・野菜やクッキーの型抜き・装飾・ホットケーキ作り)《思考力》《手先の巧緻性》《生活力》
- 食事の準備(茶碗、箸並べ・テーブル拭き・盛り付け・ご飯をよそう)《思考力》
- 食事の後片付け(食器を流しまで運ぶ/食器洗い・テーブル拭き)《思考力》
- 洗濯物干し《手先の巧緻性》《生活力》
- 洗濯物の取り入れ《手先の巧緻性》《生活力》
- 洗濯物をたたむ《手先の巧緻性》《生活力》
- 洗濯物をタンスや引き出しにしまう《仲間あつめ》
- ハンカチや靴下など小さなものを洗う《生活力》《手先の巧緻性》
- 玄関の靴を揃える《仲間あつめ》《生活力》
- 新聞取り《生活力》
- おもちゃの片付け《分類・仲間あつめ》《生活力》
- 自分の布団をたたむ《生活力》
- カーテンの開け閉め《生活力》
- 一緒に車洗い《生活力》
- 草花の水やり《思いやり》
- 小動物の餌やり《思いやり》
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友だちとの関わり・噛んだり・たたいたり
噛む・たたくは言葉にならない意思表示
2~3歳になるとお友達への興味がわいてきます。
遊びの中でいろいろなトラブルが発生することも多くなり、親はどのように対処してよいのかと、頭を抱えてしまうこともしばしばです。
◆噛んだりたたいたりするのはなぜ?
まだこの頃は自己中心的で、エネルギーを持て余しています。
気に入らないことがあったり、自分の思うようにならなかったりすると、その意思表示のために、お友だちを噛んだりたたいたりしてしまいます。
これも子どもの「表現方法」のひとつなんですね。
言葉で意思を伝えられないときに噛む・たたくお友だちと一緒に遊びたい、だけど、思っていることを言葉にできない、というのが2~3歳の頃です。
少ない語彙の中で思っていることを相手に伝えるのは、幼児にとってなかなか難しいことなんですね。
「貸してほしい」「順番に使おう」などいろいろな案を、言葉にすることができません。
特に男の子は言葉を発するのが遅い傾向があり、気持ちの表現としてつい手が出てしまいがちです。
また、2~3歳の頃は、物に対する所有の意識(自分のものはどれ)がはっきりしてきます。「○○ちゃんが持っている電車で僕も遊びたい。でも○○ちゃんは僕に貸してくれない。絶対欲しい!どうしたら電車を手に入れることができるのだろう?」
と考えた結果、噛みついてしまう。噛みついて、一度成功を経験してしまうと、手っ取り早いからと何度も繰り返してしまうので、早めに対処しましょう。
【対処法】◆おもちゃの取り合いがはじまったら
- 大人は子どもたちの近くに居て見守る
- すぐに仲裁に入ったり止めたりしない
◆噛む気配を感じたら、あるいは噛んでしまったら
- すぐ止める(怪我をしないように、させないように注意)
- 感情的にすぐ叱らない
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子どもの手を持って、言葉で子どもの気持ちを代弁する
「Aちゃんは電車が欲しかったんだね。わかった。」
「Bちゃんは貸したくなかったんだね。わかった。」
と子どもの気持ちに共感する -
子どもにどうしたら良いのか教える
Aちゃんには「そういう時は『貸して』って言おうね。
お母さんと一緒に言ってみようね。『か・し・て!』」
と言い方の練習をする
Bちゃんには「少しだけ貸してあげようね(貸してくれるかな?)」
と聞いてみて妥協点を相談する
諦めずにこのようなやり取りを、今根気強く何回も繰り返しましょう。
繰り返していくうちに、言葉でのやりとりを覚えていき、物の取り合いでたたいたり、噛むことがなくなっていきます。「甘えたい」気持ちで噛む・たたく友だち同士、兄弟、親と子どもが、じゃれあって遊んでいるときに、噛んだりたたいたりすることもあります。
これは単にもっとかまってほしい、遊んでほしい、相手が好き、というアピールです。
【対処法】問題はないので、時間がある限りたくさんスキンシップをとって遊びましょう。
「でも乱暴なことはやめようね。」「優しくね。」と伝え、繰り返し教えましょう。ケンカのときの攻撃の気持ちで噛む・たたくお友だちや兄弟でケンカをしているとき、に噛んだりたたいたりするのは、感情が高ぶってしまい、言葉ではうまく伝えられないための行動です。
【対処法】子ども同士のケンカの体験を通して、兄弟や友だちとのかかわり方を学んでいくので、怪我のない範囲で見守ります。
◆ケンカが激しくなりエスカレートしてきたら- 「やめなさい!」と大声で叱るのではなく「優しくね」と繰り返し話して言い聞かせる
◆もし相手を噛んだりたたいたりしまったら
-
特に噛むことは「癖」になるのでやめさせる
(一度噛んで、それが成功してしまうと、何度も繰り返すようになる) -
噛んでしまったとき、感情的に叱るのではなく静かに伝える
「噛まれると痛いよね。痛いのは可哀そう」
と相手の立場になって思いやる言い方で伝える -
その日のうちに、子どもと親の気持ちが落ち着いたら、じっくり考える時間を設ける
静かに、穏やかに、目を見て、手を握りながら伝える
「噛んだりたたいたりしてはいけないよね。痛いしケガをしてしまうかもしれないね。」
気持ちが高ぶっている時は「聞く耳を持たない」ものです。
でも記憶が新しいその日のうちに、落ち着いて「いけないこと」を伝えます。
これも諦めないで何度も繰り返し話しましょう。《こんなときどうする? Q&A》
友だちを噛んだり、たたいたりします。(2歳0ヶ月)
自分の気持ちをどう言葉で表現すればよいのかわからないだけで、子ども自身も戸惑っているはずです。噛んだりたたいたりしてしまったことはいけないこと、相手が痛い思いをしていることを、静かに話しましょう。
友だちによく噛まれたり、たたかれたりします。(2歳5ヶ月)
子ども同士の中から学ぶことが多いので、見守ることも大切です。でも、いつもいつもやられる場合は、親が「痛いからやめてね」と優しく相手の子に伝え、子どもの気持ちを代弁する必要があります。
このとき、相手の子の親にもメッセージとして聞こえるように言いましょう。
遠慮をして自分の子ばかりに我慢をさせるのはよくありません。
「やめてね」と言える子になるためには、普段から気持ちを表現できるようにすることが大切です。
「ごはんがおいしいね。」「お花がきれいね。」「○○はかわいいね。」と話したり、どう思う?と問いかけて、子ども自身が気持ちを言葉に出すことを練習していきましょう。
どんちゃか幼児教室では、子どもが手をあげそうになったら、子どもの間に先生(大人)が入ります。
そして先生が「いたい・いたい」と少しおおげさに痛がります。
そしてたたかれたり、噛まれたら痛くて悲しいことを伝えます。
また、絵本やぬいぐるみを使い、たたかれた子に置き換えて理解させます。
「噛まれたり、たたかれたクマちゃん(ぬいぐるみ)は泣いているよ。どう思う?」と優しく問いかけましょう。
「かわいそう」「いけないこと」とわかってくれるので、繰り返し教えましょう。






2022.03.16 (水)
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