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子育てのヒント

どんちゃか幼児教室 > ブログ > 子育てのヒント

  • 2022.09.07 (水)

    身長と体重(1)

    あまり神経質にならないで

    母子手帳に成長曲線が載っています。
    幼い頃は、互いに比べることが少ないので、身長と体重の変化は親にとって一大事に感じてしまいますね。
    でも、成長曲線を見ると月齢に対しての身長や体重の幅は広いです。
    その範囲内であれば原則、気にすることはありません
    「うちの子は身長が小さくて・・・」、「ぽっちゃりしていて・・・」など、気にし過ぎないようにしましょう。
    親が気にしていると、子どものコンプレックスの原因になってしまいますよ。

    特に身長については、最終的には遺伝や思春期の第二次成長期における生活環境の影響が大きいです。
    それまでに親がしてあげられることは、幼児期に良く体を動かして、よく食べてよく寝る、健康的な生活習慣を身につけることですね。
    もし、身長や体重がなかなか増えない、首座り、寝返りなどの発達が遅れているなど、心配なことがあればお医者さんに相談してみましょう。

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  • 2022.09.07 (水)

    秋を見つけながら お散歩しましょう

    秋のお散歩のススメ

    暑い、暑い夏が過ぎ、すっかり秋めいてきました。
    子どもと外に出かけるのが絶好の季節ですね。
    どんぐりを拾ったり、落ち葉で遊んだり、自然に親しめる外遊びを積極的にしましょう
    手ぶらで気楽に出かけられる散歩はおすすめです。散歩に出かけたら何をしましょうか・・・


    たくさん遊べる秋のお散歩

    • 秋のしりとり歩き
      お母さん、お父さん、きょうだい、おじいちゃん、おばあちゃんと手をつないで、散歩をしながら、見えるものでしりとり歩きをしてみませんか。
      例えば、「すすき」、「きく」、「くり」など、言葉をつなげていきます。
      つながらなくなったら、普通のしりとりにもどしても良く、また歩いて行くうちに秋のものを見つけたら「秋のしりとり」をします。
      秋を意識できる楽しいお散歩になりますし、語彙も増えますよ。
    • 雲のかたちが何に見えるかな
      手をつないでお散歩をしながら、高くて青い秋の空を見上げ、青空に浮かんだ白い雲が何の形かあてっこ遊びをしましょう。
      「あの雲はなにに見えるかな・・・?」「アイスクリーム!」「くまさん!」など想像力を膨らませてください。
      こんなコミュニケーションをとりながらの散歩は楽しいですね。
    • 秋の歌を歌いながら
      手をつないだらいっぱい手を振って、少し大股歩きの歩調で、大きな声を出して、秋のうたを歌いながらお散歩をしてみましょう。
      秋の歌:「どんぐりころころ」「まつぼっくり」「やきいも」「まっかな秋」など。他にも探したら見つかるかもしれませんね。
    • 落ち葉の上を歩いてみよう
      落ち葉の上をただ歩くだけで、子どもは嬉しくて楽しいんです。
      落ち葉を踏んだ時に出る「ガサガサ」という音は子どもにはとっても魅力的。
      また、落ち葉を踏んだ感覚も足の裏から体中に伝わり、楽しくてしかたがないはずです。
    • 袋をもってどんぐり拾い
      どんぐりはずんぐりしたクヌギ、細長いマテバシイなどたくさんの種類があります。
      どんぐり拾いは、風が強くふいた翌日がたくさん落ちているので、ねらい目ですよ。
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  • 2022.09.07 (水)

    「おわり」のできる子

    「終わる」のは難しい

    子どもが大好きなおもちゃで遊びだすと遊びに夢中になってしまいます。
    食事の時間やお風呂の時間が過ぎても「まだまだ…もうすこしあそぶ~!」と言ってなかなか『おわり』にしてくれないので、いつも困っています。
    「おわり」は【けじめのしつけ】として生活の中でとても大切です。
    大人なら「キリのいいところで終了」ができますが、子どもは遊びの途中で「おわり」にすることはなかなか難しいですね。
    遊びが楽しさの頂点になった頃に、「食事ですよ!」や「お風呂に入りますよ!」などと声がかかると、子どもは途中で遊びを止めることができません。
    親は子どもが言うことを聞かないのでつい、「早く片付けて!お風呂に入るわよ!」と大きな声を出してしまい、子どもが泣き出してしまう・・・。
    でも大丈夫です。時間はかかるかもしれませんが、上手に終わりにする習慣を身につけていきましょう。

    「おしまい」の習慣の身につけ方とは?

    「キーワード」を使う

    • 絵本を読み終わったら「おーしまい!」と声に出して親子で一緒に言い、本を閉じる。
    • テレビが終わったら「おーしまい!」「おーわり!」と一緒に声に出して言う。
    • 「遊んだあとはおかたづけ!おーしまい!」を毎回親子で一緒に言いながらおもちゃを片付ける。

    自分でおしまいにする

    子ども自身が自分で「おーしまい!」と言いながら、テレビやスマホの「OFF」のスイッチを押す

    ルール・約束を作る

    子どもの大好きなお気に入りの遊びが始まると、親は子どもが「遊び続けるだろう…」と予想がつくので、遊ぶ前に「約束」をしておく
    • 「時計の針がここまで(3のところまで)きたら、おしまいにしましょうね。お約束!
    • 「お風呂の時間ですよー、って言ったらおしまいにしようね。お約束!
    親と子どもの間に『約束』を入れて、「親」vs「子ども」の直接対決をしないことです。
    そして大切なことは、その約束を絶対守らせること、例外は作らないこと
    「今度だけよ」「1回だけよ」などは子どもが混乱するので、例外は作らないようにする。

    「おわり」「おしまい」ができたら褒める

    約束が守れて終了できたら「えらいね!○○ちゃんはおしまいができたね。お約束が守れたね」と必ず褒めて、気持ちよくおしまいにする経験を重ねる。

    「おしまい」ができると気持ちのコントロールができ、親子関係も良くなる

    「おわり」は1度だけではなかなかクリアできません。
    何度も何度も繰り返して理解させていきましょう。
    子どもの「気持ちのコントロール」ができるようになると、〈親子の戦い〉がなくなり、普段の親子間の関係も良くなりますよ。

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  • 2022.08.23 (火)

    指先を使ったあそび

    手を使うと頭の働きに良い刺激をあたえます 幼児期には脳の構造の90%が育つと言われています。
    また、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の中で手を使う触覚は意識しないと刺激されないので、手はできるだけ使うようにしましょう。
    では、幼児期の日常や遊びの中で指先を使う例を紹介しましょう。

    開け閉め

    幼児は繰り返しの行動が大好きです。
    繰り返し同じ動きや行動をすると、「集中力」や「技術力」がアップします。
    子どもがファスナーや金具などの開け閉めをしている時は、「集中力」を発揮しているところなので、声をかけずにそーっと見守ってくださいね。
    ファスナー
    ファスナーは両手を使うことが大切です。
    利き手でファスナーを使い、反対の手で「押さえる」ことを忘れないようにしましょう。きっと上手になりますよ。
    バッグ
    いつもお出かけに持って行くバックのファスナーは、出来るだけ子ども自身に開け閉めをさせましょう
    時間がかかってもイライラしないでじっくり見守り、待ってあげてください。
    衣服
    子どものシャツやズボンについているファスナーや、人形の洋服のファスナーは機会があるごとに、子ども自身でやってみましょう。
    親や兄弟の洋服の背中にあるファスナー開閉のお手伝いも良いですね。
    靴にファスナーがついている場合は、外に行きたい一心で上手に開け閉めできることが多いようです。
    「靴を自分で履こうね」、履けたら「上手に履けたね」と必ず誉めてあげましょう。
    金具
    開閉に使う金具は部品が小さく、扱い方も様々です。
    子どもが使いたがったらやり方を教えてあげてもいいですし、壊れる心配がなければ、やり方を考えさせても良いですね。
    ストラップの先の金具をリングに引っ掛けるタイプの靴や、靴ひもの先が金具になっているタイプのものがあります。
    小さい部品なので1~2歳のうちは難しいかもしれません。
    自分でできるくらい指先が使えるようになってからが良いでしょう。
    「木箱」や「オルゴール」、「お菓子の入っている箱」などに留め金として金具を使っているものがあります。
    子どもが大切にしているおもちゃや宝物、秘密の物を金具のついている箱の中にしまっておいたら、謎めいていて素敵ですね。
    自分で手を使って出し入れしだしますよ。
    かぎ
    かぎ(キー)はなくさないよう、しっかり管理することも大切ですね。
    大切にしまってきちんと覚えておくことも教えてあげましょう。
    玄関・窓
    玄関や窓の鍵は大切なもので、遊びに使うものではありません。
    家族のルールをきちんと決め、それを守るように伝えましょう。
    おもちゃに使用されている鍵は大いに遊ばせてください。
    手首をひねり、回すので手の巧緻性が発達します。
    箱・バッグ
    箱やバッグにも鍵がついているものがあります。
    子どもの大切なものをしまっておけば、鍵を開閉するときに頭と手を使いますね。

    留め外し

    マジックテープ
    マジックテープは留め外しがとても簡単なので、子どもの身の回りにはたくさんあります。
    いろいろ探してみましょう。
    バッグ
    マジックテープは簡単に操作できるので、バッグについていれば、小さな子でも自分で開閉できます。
    衣服
    マジックテープははずれやすいので、洋服で使われていることは少ないですが、自立の第一歩として、パジャマなどにマジックテープをつけて「自分で脱ぎ着をする」習慣をつけさせるのも良いですね。
    操作が簡単なので、マジックテープのついた子ども靴は多いです。
    自分でマジックテープをつけ外ししてすぐに靴を履けるようになるでしょう。
    大人は手を貸さず、ひとりでできた達成感を子どもに味合わせてあげてください。
    スナップ
    スナップボタンは穴が小さいものが多く、子どもには難易度が高めです。
    洋服・パジャマ
    服やパジャマのスナップは着用してから操作するため、子どもには難しいものです。
    購入する時はできるだけ〈大きいスナップ〉を選んでください。
    時間をかけても、パチッ!と留められたときはとても嬉しいですね。
    ボタン
    月齢が大きくなるにつれて、ボタンの大きさを小さくしていくと良いでしょう。
    洋服・パジャマ
    はじめてのボタンかけは、ボタンが「大きく」、数が「少ない」ものを用意しましょう。
    ボタンかけの順序は
    1.ボタンの端をボタンホールめがけて入れ
    2.反対の手で穴の中からボタンをつまんで
    3.引っ張って(ねじって)
    4.初めにボタンを持っていた方の手でボタンホールをボタンにかぶせる

    と多くの工程があるのでかなり高度な作業になります。
    大人は早くできるようにさせたいと思いがちですが、無理は禁物です。
    子どもが自分から「やってみたい」と言い出すのを待ちましょう。
    そのとき来たら、気長に、気長に、見守って応援してあげてください。

    回す

    手の巧緻性は手首がよく回る方が発達するようです。
    手首が柔らかく動くようになると、細かいところまで上手に色塗りができるようになったり、モールをねじったり、雑巾を絞ったりできるようになってきます。
    「手首を回す」動作は、日常意識しないと動かさないものなので、繰り返し使うことをおすすめします。
    ハンドル
    通常の回すハンドルは、開けるときは左に回す(反時計回り)、閉めるときは右に回す(時計回り)のが標準です。
    ドアのノブ
    最近はノブを回すタイプのドアは少なく、レバーの上下で開閉させるタイプがほとんどのようです。
    回すタイプのドアノブを見つけたら、積極的に子どもに手首を回して開け閉めさせましょう。
    水道の蛇口
    水道の蛇口も回すタイプは少なくなっています。
    ただ、幼稚園や小学校では回すタイプの蛇口が多いので、使えるようにしておきましょう。
    また自動の蛇口に慣れているせいか、出しっ放しにしてしまう子を多く見かけます。
    資源を大切にするというしつけの面からも、水を出すこと、止めることを幼児期にしっかり教えておきましょう。
    ふた
    回すふたも、開けるときは左に回す(反時計回り)、閉めるときは右に回す(時計回り)のが標準です。
    ビン・缶・ペットボトル・水筒
    どんちゃかの授業で「対」(つい)というテーマがあります
    ビンやお醤油差しやペットボトルや密閉容器のふたをバラバラにし、合いそうなものを見つけます。
    合うものが見つかったらそれを『ピッタンコ!』という掛け声で閉めるという活動です。
    ネジのあるふたを四苦八苦して閉めたり開けたり・・・子どもにとっては楽しく、かなり長時間集中して遊びます。
    頭を使ってピッタリ合うふたをさがし、手を使ってピッタリと閉める、まさに「指先を使ったあそび」ですよね。
    ご家庭の空きびんやペットボトルで是非あそんでみましょう。

    ねじる

    「ねじる」動作は子どもにとってはかなり難しいことです。
    利き手だけでねじる場合もありますが、右手と左手を同時に反対の方向に回すことは、かなり難易度が高くなります。
    たくさん体験してできるようになると、手先の巧緻性が発達し、いろいろな工作等にもチャレンジできるようになってきます。
    飴の包み紙
    子どもはキャンディが大好きですよね。
    子どもに「あけて~!」とせがまられると、すぐ開けてしまってはいませんか?
    子どもが手を使うチャンスを奪っていますよ。
    「開けないと食べられないよ」と声をかけてあげれば、何とか頭を使い、工夫をして「ねじって」開けられるはずです。
    包装用(袋)のワイヤータイ
    パンの袋やおやつの袋、総菜の袋を止めるのに、ワイヤータイがよく使われています。
    子どもにとってはワイヤーを外すことより、ねじって留める方が簡単です。
    家庭でパンやクッキーを手作りした時、小分け袋の口をワイヤータイで留める係りを頼んでみてはいかがでしょうか。
    またお誕生会やクリスマスパーティーのお菓子の袋詰め、モール付けなどもやってもらうと上手になりますよ。

    つまんで分ける

    豆やおはじきなど、こまかいものを扱うときは、飲み込んだりしないように注意しましょう
    大人が近くにいて見守ってあげてください。
    ミニトマト・粒状のお菓子
    食事の配膳準備のお手伝いに、ミニトマトの盛り付けをお願いしてみましょう。
    みんなで食べるお菓子を、一人ひとりのお皿に盛るのも良いですね。
    3歳くらいからお手伝いができます。
    手の巧緻性が高まり、家族の役に立てた喜びを味わえるはずです。
    ボタン・おはじき・豆
    おはじきやボタンで移しっこゲームをしてみましょう。
    お皿を2つ用意し、片方のお皿に入ったおはじきを空のお皿にひとつずつ摘まんで移し替えるゲームです。
    時間を測って、ゲーム感覚で親子対決や兄弟対決をしてみると楽しいですよ。
    スプーンや箸を使って難易度をあげても良いですね。

    通す

    利き手で紐を持ち、もう片方の手で穴のあいた方を持つ、「両手の協応」動作です。
    しっかりねらいを定めて集中しないと紐は通りません。
    子どもが集中している時は、声をかけずにそーっと見守ってあげましょう。
    ビーズ通し
    小さいビーズや飾り玉を飲み込まないように、安全には十分に配慮してください。
    小さい穴を目がけ紐を通して、ネックレスやブレスレットにする遊びです。
    作品ができあがったら褒めてあげてくださいね。
    ボードの穴通し
    穴がたくさん空いたボードに紐を通し、思い思いの模様を作ってあそびます。
    また見本をみながら、同じように模様を作っても良いです。
    これは紐がどのような軌跡で通っているのか、頭をフル回転しないとできない難しいゲームです。

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  • 2022.08.22 (月)

    食事づくりのポイント

    3歳からは食の習慣作りを

    3歳になると言葉によるコミニュケーションができるようになり、「がまん」をする力もついてきます。
    少しづつ食事のマナーを教えていきましょう。
    「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶をする、食事中は座って食べる、食べ物で遊ばない、食後は歯磨きをするなどです。
    また、歯も出揃い、噛む力も発達してきますので、ほぼ大人と同じ食事内容になってきます。
    好き嫌いも出てくる頃なので、苦手な食べ物も少しづつ食べられる様にし、食べることの楽しみを知らせていきましょう。

    子どものための食事作りのポイント

    1. 食べられなかった食材にもチャレンジ!
      香りの強い野菜(ねぎ・ピーマンなど)・生野菜・お刺身なども無理せず取り入れて見ましょう。
    2. いろいろな味にチャレンジ!
      量も増やしていきましょう。
      ドレッシングやポン酢やレモン汁などの酸味にも慣れていきましょう。
      また、外で遊ぶなど運動量が増えてきます。
      それに伴い食事量も多くしていきましょう。
    3. いろいろな形・大きさにチャレンジ!
      噛む練習をするためにも、2歳の時より大きめに切りましょう。
      切り方も工夫して、いろいろな形にすると食欲もわいてきます。
    4. 大人より少し柔らかめに調理しましょう。
      まだ大人より噛む力が弱いので、汁物・煮物は最後にひと煮立ちさせます。
      炒めものは水を足して炒め、食卓でほぐしたり、つぶしたりすると食べやすくなりますよ。
     
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  • 2022.08.22 (月)

    子どもの小食

    小食で困っています

    食事に関して親の悩みの中で、約20%が「小食」や「食欲がない」と回答があります。
    子どもの食欲不振のほとんどは心配ないものですが、心配する親は意外に多いです。
    まず、親ができる工夫は
    1. お料理の見た目がおいしそう。
    2. いろどりがきれい。
    3. いい匂いがする。
    4. 楽しく食事ができる。
    5. 食事の雰囲気が良くする。
    楽しく食事をする、これはすぐ実行できますね。

    良い食は良い生活習慣から

    必要な食事の量は子どもそれぞれなので、量にはあまりこだわらず、心にも体にも良い質の食事ができるといいですね。
    楽しく食事をするためのポイントを確認してみましょう。
    生活リズム
    食事の時間が決まっていますか?起きる時間・寝る時間が決まっていますか?
    早い、遅いはご家庭それぞれで良いので、リズムは整えましょう
    運動
    外遊びは充分足りていますか?家の中ばかりで遊んでいませんか?
    天気のよい日は、おおいに身体を動かし元気に遊びましょう
    運動をするとおなかが空いて、食欲がわきますよ。
    おやつ・飲み物
    食事の前におやつを食べていませんか?牛乳やジュースを飲み過ぎていませんか?
    子どもの胃の大きさは、子どものこぶし大です。
    水分は取りすぎると、おなかがいっぱいになるもとなので、食事の前は少しにしましょう。
    テレビ・スマホ
    食事中はテレビ・スマホなどのスイッチはOFFにしましょう。
    何かを見ながらの食事は気が散りますね。
    時間もかかるし、食べ物もこぼしてしまって、食卓の雰囲気を壊してしまうもとです。
    注意したい 食欲不振
    もしも、食欲がない上に「顔色が悪い」「疲れやすく、ぐったりしている」「体重の増加がみられない」などの場合は、身体に異常がないか注意が必要です。
    医師の診断を受けましょう。

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  • 2022.08.04 (木)

    子どもの夏バテ

    非常に暑い日本の夏

    日本の夏は日差しが強く気温が高い上、ジメジメと湿度もあり、近年は子どもにとって危険な気候になってしまいました。
    熱中症も気をつけなければいけませんが、ちょっとしたきっかけでも大人が気が付かないうちに体調を崩しがちです。
    幼児期から危険な暑さへの対処方法や、安全な過ごし方で乗り切りたいですね。

    暑い屋外で遊ぶときは

    子どもには外遊びもさせてあげたいですが、真夏の外遊びは細心の注意が必要です。
    • 真夏の日中の外遊びは控えましょう。
      午前中や夕方の涼しい時間帯に帽子をかぶり、日陰を選んで遊びます。
      散歩や軽い運動がいいですね。
      日差しの強い日中に遊ぶなら30~40分が限度です。
    • 水分補給はこまめにしましょう。
      水が望ましく、少量でもよいので20分おき、1時間に3回摂るのが目安です。
      汗をたくさんかくときは、スポーツドリンクの薄めたものでも良いです。
    • 汗をかいたら着替えましょう。
      外で遊ぶときは、あらかじめ着替えを持っていき、遊び終わったらしっかり汗を拭き、着替えます
      汗を放っておくとあせもの原因になりますし、汗をかいたまま涼しい屋内に入ると、身体が冷えて体調を崩してしまいます。

    涼しい屋内にいるときは

    涼しい屋内でも意外と体調を崩しやすいです。
    子どもは体調の変化に気づきにくかったり、言葉にしにくいので、大人がときどき声をかけて気を配ってあげたいですね。
    • 室温の温度設定はなるべく高めにしましょう。
      冷房で冷えた部屋にばかりいると、体温調整や発汗が上手くできなくなってしまいます
      冷房による冷えで夏バテしてしまうのは、大人も子どもも同じですね。
    • 冷房の設定温度や風の向きに注意しましょう。
      冷房を自動運転にして設定温度に気を付けていても、部屋の中での温度ムラはどうしても発生してしまいます。
      子どもがいる場所は冷房の風が直接当たらないようにする扇風機を併用して部屋の空気を循環させるなどして、冷えすぎないように注意しましょう。
    • 温度差にも注意しましょう。
      暑い外と涼しい室内の温度差により、だるさや気分の悪さを感じることがあります。
      特に商業施設などは室内温度が低めに設定されているので、そういったところへ出かけるときは、羽織るものも用意しておきましょう。

    熱帯夜が続く真夏の夜は

    睡眠は子どもの成長にはとても大切です。
    真夏の夜に寝苦しくて眠れないと、体調にも大きく影響するので、良質な睡眠が摂れる環境を整えましょう。
    • 夜更かしをさせないようにしましょう。
      夏の間は昼間が長いので、つい遅くまで遊んでしまい、就寝時間が遅くなりがちです。
      生活リズムを崩さず、できるだけ同じ時間に眠りにつき、たっぷりと睡眠時間をとりましょう。
    • 寝室の冷房の設定温度は涼しいくらいでも良いです。
      子どもにとっての寝室の適温は大人よりも低いそうです。
      温度設定は24~26度くらいを目安にして、布団やタオルケットをしっかりと掛けると良く寝られますよ。
      子どもがすぐに布団をはいでしまう場合や、寒がりな大人と一緒に寝るときは温度設定が難しいですが、ご家庭でどの温度設定が良いか、いろいろ試してみてください。
      ただし、冷房の風が直接当たる場所に子どもを寝かせないよう気をつけましょう。
    • 朝起きたら水分補給を忘れずに。
      起床後は、朝食の前に一口でも良いので水分補給をしましょう。
      起きたばかりは、子どもの身体は意外と脱水状態になっています。
      うっかり水分補給せずに、朝食も水分の少ないパンなどを食べるだけで出かけて、出かけた先で熱中症になってしまった例もあります。

    食事で夏バテを予防する

    夏は夏が旬の食材を摂ることがもっとも理にかなっていると言われます。
    • 緑黄色野菜の多くは夏が旬です。
      トマト、キュウリ、ピーマン、ナス、カボチャ、オクラなど、栄養価の高いものをしっかり食べさせましょう。
    • ビタミンB群を含む食べ物は夏バテに効果的です。
      豚肉・うなぎ・かつお・まぐろ・いわし・さば・アボガド・納豆・チーズ・牛乳・卵などは積極的にメニューに取り入れたいですね。
    • アイスやジュースなど、冷たいものはほどほどに。
      冷たいものの摂り過ぎは体内が冷えて夏バテの原因になってしまいます。 体を温めるスープやお味噌汁に夏野菜をたっぷり入れてもおいしいですよ。
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  • 2022.08.03 (水)

    子どもの紫外線対策

    紫外線を正しく理解して対策しましょう

    昔は「子どもは真っ黒に日焼けしているほうが健康的」というイメージがあり、夏休み明けの子どもたちはこんがり日焼けしていたものです。
    現代では紫外線は皮膚がんや白内障などの原因になり、皮膚に非常に悪影響があると知られています。
    また乳幼児の肌は、大人の肌よりも紫外線のダメージを受けやすいと言われ、1998年には母子手帳から「日光浴」の項目が削除されました。
    では具体的に子どもにとって、どのような紫外線対策が有効なのでしょうか。
    紫外線の強い時期・時間
    一年を通して紫外線が強い時期は4月から9月、特に6月から7月にかけては紫外線がもっとも強く注意が必要です。
    一日のうちでは10時から14時までの間です。
    この時間帯は屋外で過ごす時間をなるべく少なくする工夫をしましょう。
    また、曇りの日でも晴れた日の60~80%の紫外線が届くので油断は禁物です。
    紫外線を避けて上手に遊ぶ
    日陰に入ると紫外線量は半減するので、日陰を選んで遊ぶようにしましょう。
    帽子をかぶることも有効です。
    つばが7cmある帽子なら、顔に当たる紫外線の60%をカットでき、目を守ることもできます。
    積極的にUVカットグッズの利用を
    • 日焼け止めクリーム
      子ども用の肌に刺激の少ないものを選び、顔や手足にまんべんなくたっぷり塗ります
      2~3時間おきに塗りなおすと効果が持続します。
      なお、虫よけスプレーなどは日焼け止めクリームの後に使いましょう。
    • UVカットウエア
      最近は子ども服でもUVカット機能のあるものが増えています。
      そういった洋服は日差しを遮るためにあえて肌を覆う長袖、長ズボンもあるので、時間や場所によっては利用するとよいですね。
      水着についても、子ども用のラッシュガードなどが一般的になり、肌を守りながら海水浴する子どもも多くなっています。
    • 子ども用サングラス
      目も紫外線から守る必要がありますので、UVカットサングラスを子どもに着用させることもあるでしょう。
      屋外を歩いているときや、座ってくつろいでいるときは着用すると良いですが、身体を動かす際は危険なので外しましょう

    子どもにとって適切な紫外線対策を

    過度に紫外線を気にしすぎて、日中の外遊びを厳格に制限したり、体温の放熱を妨げるほどの衣類の着用は好ましくありません。
    紫外線は骨を丈夫にするビタミンDをつくるメリットもあり、一日数分の日光浴は必要であるとも言われています。
    日差しを上手によけて、元気に遊んで夏を過ごしたいですね。

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  • 2022.05.24 (火)

    子どものしかり方

    しかること

    子どもにはしてはいけない事を教える必要があります。
    ときには理屈ではわからないこともあるので「しかる」ということで教えます。
    怒ると叱るは違う
    • 感情的になり、自分のイライラをぶつける言動を「怒る」といいます。
    • 「叱る」とは相手を正しく導くために、注意したりアドバイスしたりすることをいいます。
    昨日は大丈夫だったのに、今日は親の機嫌が悪くて怒られた、などということがあると、子どもは混乱して何をしていいのか分からなくなります。
    理由もわからず感情的に怒鳴られたり、理不尽に否定されたりすると、大人に対しておびえるようになり、考えることをやめてしまいます。
    「怒る」ことは子どもにとって、決して良いことではありません。
    子どもは正しく「叱って」ください。

    子どもの叱り方

    子どもを叱らなければいけないときは、落ち着いた態度で、言葉に感情を乗せず、きちんと理由も一緒に、あいまいではなく具体的にいけないことを伝えます
    叱るときはこんなとき
    危険 ・社会のなかでいけないこと ・家庭の方針に反していること
    子どもが行動してしまってから「これは叱るところだろうか」と考えていては間に合いません。
    できれば、子どもの成長の少し前に、家庭で大切にすることを両親で一致しておくと良いでしょう。
    たとえば次のようなときはしっかりと叱り、今度はどうしたらいいかをきちんと伝えましょう。
    • 突然道に飛び出してしまう
      子どもが危険な行動をとってしまったときは、迷わず大きな声で制止してください。
      そして絶対にしてはいけないこと、なぜだめなのかの理由を伝え、二度としないことを約束し、次はどのように行動するかを分かりやすく伝えます。
      必要であれば、道路に出る前に止まって安全確認する、ということを親子で練習しましょう。
    • 人のものを取ってしまう
      人のものを取ってしまうことはいけないと、繰り返し伝えます。
      相手の立場に立って、自分が取られたら嫌だよね?と理由もわかるように伝えましょう。
      お友だちのおもちゃなら、貸してほしいという気持ちを伝える方法を教えたり、お店の売り物なら、勝手に取ってはいけないこと、大人に相談することを教えましょう。
    • 嘘をつく
      子どもの言うことが嘘だと分かっていても、本当のことを言うまで追及することが必ずしも正しい対処法ではないこともあります。
      ただ、嘘をつくのはやめようとご家庭で決めていたら、それを子どもに常に伝え続けることが大切です。
      また、子どもが嘘をつかずに済む関係をつくることが最も大切です。

    信頼し安心できる親子関係を築く

    いくら言っても言うことを聞かない、普通の声量で言葉だけで言い聞かせても直らないなど、大変苦労され、悩んでいるお父さんお母さんもいるかもしれません。
    ときには身近な先輩パパママや、幼稚園・保育園の先生に相談しても良いと思います。
    反抗期の子どもに対しては、真正面から向き合わない方が良いこともあります。
    上手に気を逸らして、やり過ごすことも一つの対処法ですよ。
    子どもが親を信頼し、家庭を安心できる場所にするために、「叱る」は大切なコミュニケーションです。
    子どもは一度言っただけでは分かってくれないことは普通のことです。
    とても根気のいることですが、「どうしていけないのか、どうしたらよかったのか、次はこうしよう」と粘り強く、繰り返し伝えていきましょう。
    子どもの気持ちをよく聞いたり、共感して「お父さんお母さんもあなたの気持ちがよく分かる」と伝えることも大切ですね。

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  • 2022.05.11 (水)

    わが子をほめられますか?

    子どものできないところに注目しすぎていませんか

    幼稚園・保育園前までの保護者に「どんなお子さんですか」とたずねるとすぐにほめ言葉が返ってきます。
    「好き嫌いなく良く食べるんです」
    「良く笑います」
    ところが幼稚園・保育園に行くようになると、親御さんの口からはマイナスな言葉が多くなります。
    「人見知りして人前で話さないんです」
    「のんびり屋でだらだらしていて…」
    どうしてでしょうか?
    3歳を過ぎると自我が芽生えるとともにできることも増え、だんだんその子の性格が見えてきます。
    また幼稚園や保育園という社会の中に入り、親が他の子どもと比較できるようになるんですね。
    比較すればおのずと、よその子の良いところに目が行き、わが子のできないところを並べてしまいがちです。
    さらに輪をかけてその時期の子は親の言うことを聞かなくなるので、余計に「困った子」という印象が強くなってしまいますね。
    でも、子どもはそれがまさに成長の過程であり「あるがまま」なのです。
    なのに親の感じ方が変わってしまうことで、子どもの方が親の態度の変化に戸惑っているのです。

    「ほめる」ことで良い成長のサイクルを

    子どもは絶対的にお父さんお母さんに「ほめて欲しい」ものです。
    ほめられれば嬉しくなり、プラスのエネルギーが出てきます
    それは成長しようというエネルギーです。
    ほめられることで、がんばった成果があったと確かめられ、またがんばるようになります。
    親のほめ言葉は子どもの成長のきっかけでもあり、原動力なのです。

    効果的なほめ方は「具体的に」

    では、やみくもにほめるのではなく、効果的なほめ方を実践してみましょう。
    1. (承認)「すごいね!」「よくできたね!」
    2. (何が良いのかを明確に)「ご飯の前に一人でお片付けできたね!」
    3. (なぜ良いのかの理由)「片付いていると気持ちよくご飯食べられるし、すぐにお風呂に入れるよね」「お母さん、早くご飯が食べられて助かったよ」
    また、結果ではなくプロセスを認めてあげてください。
    できた事柄をほめるのではなく、できるまでがんばったこと、取り組もうと行動したことをほめてあげましょう
    このときに誰かと比べることはしないように注意しましょうね。
    NG:「○○ちゃんみたいにできたね」「○○ちゃんよりも早かったね」
    そして第三者に伝えてほめるのも効果的です。
    とくに、子どもの良いところはその場にいなかったお父さん・お母さんにも伝えて、子どもの成長をみんなで共有して喜びましょう。
    今日から、お子さんを一日1回以上、ほめてあげましょうね
    特に3歳過ぎたら意識的にほめポイントを探して、言葉にして伝えてあげてください。

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