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どんちゃか幼児教室 > ブログ

  • 2021.09.18 (土)

    がまん

    幼少期から身につけたい力 「勇気」と「がまん」

    どんちゃか幼児教室(0~3歳コース)では「5つの力」を柱として授業を組み立てています。
    5つの力のひとつに『勇気とガマン』があります。
    「がまん」を身につけると、自制心がつき、はしゃぎすぎたり、場にそぐわないわがままを言ったりすることを抑えられるようになります。
    「勇気」を身につけると、何に対してもチャレンジしようとする前向きな積極性が養われます。
    「勇気」も「がまん」も子どもの精神面で育って欲しい『自分力』。
    ここでは子どもの「がまん」する力についてお話します。

    うちの子、どうやったら「がまん」してくれますか?

    がまんする自制心が発達してくるのは3歳頃からなので、子どもの成長に合わせてだんだんと教えていきましょう。
    • 1~2歳
      まだ、がまんするのは難しいです。
      この時期は、子どもにとって安心できる環境・関係を築くようにします。
      不安なときに抱っこしてほしい、一緒に遊んでほしいという子どもの気持ちをしっかりと受け止めてあげるようにしましょう。
    • 3歳頃から
      この頃から、徐々にがまんすることを覚えられるようになります。
      がまんする「理由」も理解できるようになるので、がまんさせるときには、理由も一緒に伝えるようにしましょう。
      まずは、がまんすることを「約束」にして、それを守ることから始めます。
      「おしまいの時間になったら、まだ遊びたくてもがまんして帰ろうね」と親子で
      あらかじめ約束 しておくと、子どもが納得してがまんしやすいです。

    危険から身を守る「がまん」

    • 信号が赤になったら必ず「ストップ!」する
      信号などの前で、止まって欲しい時、日常から「ストップ!」の掛け声で体を静止する習慣をつけておきましょう。
    • 刃物等を勝手に触らない
      「このナイフやハサミは危ないからひとりでは触らないこと」と日常約束をしておきましょう。
      ただし子ども専用のハサミは、大人と一緒にたくさん使ってくださいね。

    自己コントロール力を養う「がまん」

    • 大好きなおやつを前にして「いただきます」まで「が・ま・ん」
    • 順番守って「○○ちゃんのつぎ・・」で「が・ま・ん」
    • きょうのテレビはこれで「おしまい」で「が・ま・ん」
    • 出したおもちゃをお片づけして「おしまい」で「が・ま・ん」
    • 甘いおやつの食べすぎは良くないね「きょうはこれだけ」で「が・ま・ん」

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  • 2021.09.18 (土)

    わがまま

    相談で多いのは「子どものわがまま」

    どんちゃか幼児教室の個人面談で一番多い相談内容が「わがまま」についてです。
    特に、知育2歳、3歳コースのご家庭が多いようです。
    ◆「わがまま」ってどんな行動?
    1. 何が何でも自分の主張を通す
    2. 自分勝手で聞き分けがない
    3. 譲れないゆえの友だちとのトラブルが多い
    などの行動の特徴があります。具体的には
    • 駄々をこねる子
      お店などで欲しいものがあると、買ってもらうまで泣いたり、 寝転んでバタバタして大声を出して要求する。
    • 約束の時間になってもあそぶのをやめない子
      「きょうはお昼までね」と約束して公園に来たのに、時間になっても「まだ遊ぶ」と言って帰ろうとしない。
    • 自分が負けると怒る子
      友だちとゲームやごっこ遊びをしていて、自分が負けたり思い通りにならないと、プイと怒ってしまう。

    わがままは「意思」「意欲」の現れ

    「欲しい!」とジタバタするような子の方が案外、伸びる子だったりします。
    強い欲求があり、意欲が備わっていると、遊びや学習の能力も育つからです。
    そのプラス面を大切に伸ばしていきながら、思い通りにならないときにどうしたらいいのか、時にはがまんする必要があることを理解させるようにしましょう。

    「わがまま」と「自己主張」は違う

    たとえば「自分で着替えをやる」と言い張り、結局できずに泣き出したりするのは、わがままではありませんね。
    自分でやってみたいという自己主張であり、自主性が育っている証拠です。
    こんなときは、親として喜んでくださいね。そしてやってみようと挑戦したことをほめてあげてください。
    3歳前後は「自我の芽生え」や「自主性の発達」が目立ってくるころです。
    「自我の芽生え」か「わがまま」をよく見極め、自主性をつぶさないようにじっくり、しっかり指導し、育てていきましょう。

    自己コントロールの基本は親子関係から

    お父さんお母さんは、「うちの子はわがままで…」といいますが、実は親がわがままにしてしまっていることも多いです。
    親の過保護や祖父母の甘やかしはわがままをつくります。
    愛情のかわりに物を買い与えるのは良いことではありません。
    がまん(自己コントロール)はまず、「約束」をきちんと守らせることから始めましょう。
    子どもができる範囲の約束を、親子で話しあって決めます。
    決めた以上は特例をつくらず、親は毅然とした態度で約束を守らせてください。
    時間はかかりますが、がまんする力がだんだんと育っていきますよ。
    親子関係のなかで自己コントロールを学んでいけば、友だちとの協調性も徐々に養われていきます。

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  • 2021.09.18 (土)

    悪いことば

    新しいことばを覚えて使いたくなる年頃

    ことばが出始めると、話をすることが楽しくなり、急におしゃべりになります。
    自分の言いたいことを、次から次へと話しだして止まらなくなることもあります。
    まだ、「て・に・を・は」がおかしかったり、音が[テ・ビ・レ]のようにひっくり返ったりしますが、子どもは「ことば」で伝えようと一生懸命ですね。
    そんなときは、多少ことばが間違っていてもすぐに訂正はしないで「うん!うん!そうなの!」と、子どもの話を熱心に聞いてあげましょう
    そして、この頃気になるのが《悪いことば》です。
    「おしっこ」「うんち」「バカ」「きらい」など、親が眉をひそめたくなるようなことばを所構わず使い始めます。
    子どもの生活範囲が徐々に広がりはじめると、近所・公園・幼稚園などで、いろいろな年齢層のお友だちからいろんなことばを覚えてきます。
    子ども同士の「仲間意識」が強まり、共通のことばを使いたがる時期でもあります。
    成長の過程でもあり、「こどもの文化」のひとつとして、おおらかに捉えてあげましょう。

    使って欲しくないことばにどう対処したらいい?

    大人が強く叱ったり、うろたえたりすると、面白がってしまいがちですね。
    子どもは「お父さんやお母さんが反応してくれた。面白い。楽しい!」という気持ちになり、ますます頻繁に使います。
    そんなときの大人の対応は「聞き流す」のが一番!です。
    ただ、そのままにしてしまわずに、「お父さん(お母さん)は、そのことばは好きではない。」と、叱らずに、はっきり意見として伝えます
    悪いことばや汚いことばはしばらく続きますが、大人が反応しなければそのうち治まってきますから、根気強く見守ってあげましょう。

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  • 2021.09.18 (土)

    自分のことが自分でできる子

    「どんな子になって欲しいですか?」という質問に、保護者のみなさんからは「自分のことは自分でできる子になって欲しい」という答えが返ってきます。
    幼児ができる「自分のこと」ってなんでしょうか。
    何をどんなふうにしたらよいのか、大人のサポートの仕方と一緒に紹介します。

    1.自分で食事をする

    授乳期から離乳食が始まるくらいまでの生後1年は、飲ませてもらったり、食べさせてもらったりしています。
    1歳を過ぎると段乳が完了して、汚しながらでも自分で食べようとします。
    2~3歳になると、食事のマナーを守りながら、ひとりで食べられるようになります。
    ■ 1歳過ぎからの大人のサポート
    • 汚しても叱らない
      汚れても良いようにエプロンや、ビニールのマットなどを敷いておきます
    • なるべく自分で食べるよう促す
      スプーンを口に運んであげて大人が食べさせることはできるだけ控えましょう
    • だらだら食べない
      時間をかけがちな子や、途中で遊び始めてしまう子は、ある程度の時間を決めておしまいにします
    • 大人と同じテーブルで集中して食べる
      大人も子どもも一緒に食事の時間を楽しみましょう
    • 食べ残しをしない
      なるべく食べきれる量を出すようにして、子どもが食べきる感覚を身につけられるようにします
    • 嫌いなものは一口で良いので食べてみる
      「少し食べてみようか?」と声をかけ、嫌いでも少しは口にしてみましょう

    2.自分で起きる

    小学校の高学年になってもひとりで起きられない子が、3割もいるのが現状です。
    幼児ののうちから自分で起きる習慣をつけておきましょう。
    早寝早起きの習慣をつけ、とくに就寝時間を毎日一定に決めて、夜更かしをしないことがポイントです。
    ■ 1歳過ぎからの大人のサポート
    • 親子で寝る時間を決める
      「そろそろ○時よ。寝る用意をしようね」と声をかけ、時間になったら寝る習慣をつける
      寝る前に絵本を読むなど、寝るときのルーティンを決めると就寝の時間を守りやすくなります
    • よく眠れるために日中は外で思いっきり遊ぶ
    • 夕方以降は昼寝をしない

    3.自分で片づける

    低年齢から「片づけること」を習慣づけましょう。
    3歳でも6割くらいの子が片づけをすることができます。
    幼稚園・保育園の集団生活に入る前から身につけておくことができるので、楽しいお片づけを今日からやってみましょう。
    ■ 1歳過ぎからの大人のサポート
    • お片づけも遊びのひとつ
      例えば・・・「車は車庫に入りまーす!」や「お人形さんをベッドの寝かせてあげようね」と話かけ、遊びながら片づけます
    • 大人も一緒にお片づけ
      最初のうちは片づけ方が分からないので、大人も一緒に片づけて方法を教えてあげましょう
    • 使ったら『元に戻す』
      子どもにその都度「おうちに帰ろうね」としまう場所に戻すよう声をかけます
    • 片づけやすい環境にする
      ぬいぐるみはぬいぐるみの箱、ブロックはブロックの箱、というように子どもと一緒に置き場所を決めます
    • しまう場所は子どもが出し入れし易いところに作る
      特に子どものおもちゃや衣類、かばんなどは子どもの手の届くところに置き場所を作りましょう
    • じょうずに片づけられたらほめる
      「きれいになったね。ありがとう。」「一人でできたね」「丁寧に片づけられたね」と必ず声がけしましょう

    4.自分で着替える

    1歳前は親に着替えさせてもらっていたのが、1歳の後半になるとズボンを自分で脱ごうとするようになってきます。
    2歳になるとマジックテープのものや、おおきなスナップなどは、ひとりでできるようになります。
    3歳頃になるとボタンかけも徐々にできるようになってきます。
    でも自分でやりたがるわりには、思うようにいかないとイライラしてかんしゃくを起こしたりもするので、大人が上手にフォローしながら、自分でできるように見守ってあげましょう。
    ■ 1歳過ぎからの大人のサポート
    • 生活の中で「着替える」習慣を
      最初のうちは比較的時間のある夜寝る前に、パジャマを自分で着るところから始めてみましょう
    • 脱ぎ着しやすい洋服を選ぶ
      ボタンの大きいもの、伸縮性のあるものなどを選びます
    • 時間がかかってもゆったり構える
      最初は時間がかかるもの、手を出さず、じっくり見守りましょう
    • 子ども自身に洋服を選ばせる
      時間に余裕があるときは子どもが着たいものを自分で選ぶと、自分で着たい、やりたいという気持ちがでてきます
    • ひとりでできたらたくさんほめる
      できるようになったことをほめられると、もっともっとやりたいという気持ちがわいてきます
     
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  • 2021.09.15 (水)

    自然と触れ合う遊び

    暑い夏が終わり、秋がやってきました。 戸外に出て遊ぶには最適な季節ですね。
    虫が鳴いたり、葉っぱが色づいたり、木の実がなったり、自然がいっぱいです。
    積極的に自然と触れ合うことで、子どもの五感をおおいに刺激してあげましょう。
    あまり構えることはありません。お買い物の途中・公園に行ったついでで良いので、親子の楽しいコミュニケーションの時間にしてください。

    秋を感じる体験を

    • 《お散歩》をしましょう
      どこかへ行くために歩くのではなく、「お散歩」が目的です。
      真っ青な高い空を眺め、爽やかな風を頬に感じるだけで「秋」に触れられます。
      秋が深まってきたら、落ち葉をザクザク踏んで「音」を楽しんでみましょう。
      親子で《落ち葉かけごっこ》は盛り上がることまちがいなしです。
    • 秋のものを集めてみましょう
      一枚ビニール袋を持っていって、「葉っぱ」・「小枝」・「石ころ」・「木の実」などをビニール袋に集めてみましょう。
      土の上に集めたものを広げてお父さんお母さんと一緒に『絵』を描いてみるとおもしろいですよ。
      また、拾ったものを家に持って帰って、画用紙に貼り付けてみると素敵な作品ができますよ。
    • 秋の味覚狩りにでかけましょう
      「実りの秋」です。
      機会があったら、家族で『ぶどう狩り・なし狩り』に出かけましょう!
      本物が実っている様子を見る体験は貴重ですね。
      それに採れたてを食べられる特典もあります。秋の味覚を楽しんでください。

    工作で創造力を刺激しよう

    1. 《どんぐり駒》
      作るのも、回すのもお父さんが得意かもしれません。
    2. 《こすり絵》
      「葉っぱ」や「花」や「木の幹の表面」を拾って、その上に紙を当ててクレヨンや鉛筆でこすると《こすり絵》ができます。
      いろいろな模様が出て楽しいです。
    3. 空き容器と木の実で楽器作り
      プリンのカップやヤクルトの容器にどんぐりやしいの実を入れて、《マラカス》のできあがり!
      カシャカシャ!と歌に合わせて振ってみましょう。
    4. 木の実でゲーム
      手の中にどんぐりを隠して・・・《どっちに入ってる?》《何個何個いくつ?》の当てっこゲームをしてみましょう。 場所をとらないので、電車や車の中でも遊べます。
    5. 数のお勉強
      「いくつ拾ったかな?数えてみよう!」ひたすら数えっこをしてみましょう。
     
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  • 2021.09.15 (水)

    お風呂は素晴らしい教育の場(2)

    4歳以上は脳を使って楽しくコミュケーション!

    親子でお風呂に入ったら、脳を使ったたくさんの遊びができます。
    • ゆぶねに肩まで浸かって、10まで数える
      お風呂では数の遊びがたくさんできますね。大人も一緒に数えて遊んでみましょう。
    • 数のクイズごっこ
      「6個のキャンディを2人で分けると1人いくつ?」
      「3個と2個のミカン、合わせていくつ?」
      「10個のチョコレートのうち、4個食べたら残りはいくつ?」
      など、親子でクイズを出しあって遊んでみましょう。
    • タイルで「位置クイズ」
      「右から○番目のタイルはどこだ?」「ピンポーン!」
      「下から○段目の、左から○番目のタイルはどこだ?」「ブブッー!」
      上下左右の位置の感覚をなんとなくでもつかんでおくと、とてもよい学びになります。
      工夫して楽しく遊んでくださいね。
    • ことばあそび
      「しりとり」「○のつくことば探し」「○つの音のことば探し」「お話づくり」など、子どもの成長に応じて取り入れてみましょう。
    • 常識クイズ
      • 行事について
        「1月はお正月!おせちを食べて、初詣に行って、お年玉をもらって、どんな遊びをする?」などのワクワクするような会話をしながら、クイズを出してみましょう。
      • 春夏秋冬について
        「秋の食べ物って何が思いつく?」
        「冬の遊びでちょっと痛い遊びはなーに?」
      • 天候について
        「天気のことばをいくつ言えるかな?」
        「雨がザーザー降っています、弱い雨なら何て言う?」
      • 自然界のことについて
        「4本脚の動物、いくつ言えるかな?」
        「海の生き物で、卵を産む生き物は?」

    お風呂タイムは楽しい時間に!

    子どもが今日あったことを話だしたら、年齢を問わずお父さんお母さんが一生懸命耳を傾けて「そー!、うんうん!」と聞き役になってあげましょう。
    きっとお話じょうずになること、間違いなしです。
    絶対にしてはいけないこと
    • 叱らないこと
    • 小言を言わないこと
    楽しいお風呂タイムを演出するのは、お父さんお母さんです。
    お休みの日など、時間があるときは、くれぐれものぼせないように注意しながら、子どもとのお風呂タイムを大人も楽しんでくださいね。

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  • 2021.09.15 (水)

    お風呂は素晴らしい教育の場(1)

    楽しく学びもあるお風呂タイムのすすめ

    寒い日が続くと外遊びの回数が減り、家の中で遊ぶことが多くなります。
    すると、子どもの行動が目につき、「~してはダメです!」「~しなさい!」と叱ってばかりになっていませんか?
    そこで、毎日のお風呂の時間を、ときどきゆったりとした親子のコミュニケーションの場にしてみましょう。

    0~3歳は「おもちゃ」でことばを獲得!

    まず、0歳から3歳くらいまでは、子どもが大好きな<おもちゃ>をお風呂に持ち込んでみましょう。
    そして、おもちゃを使って、ことばをいっぱい獲得しましょう。
    • 「○○にお湯をかけてあげようね」
      名詞のみの会話ではなく、「て・に・を・は」を入れた述語まである文章で話します。まだことばが理解できなくても、話せなくても大丈夫。
      親が正しいことば、正しい文章で語りかけることが見本となります。
    • 「○○のあたまとせなかを洗ってあげようね」
      体の部位の名称を言いながら、おもちゃの体を洗ってあげます。
      自然に自分の体や親の体に興味を持ち、名称を覚えるようになります。
    • 「お風呂はあったかいね」「きれいに洗うと気持ちがいいね」
      感情のことばも忘れずに言いましょう。
      「あったか~い!」「気持ちがいい!」などのことばは心を豊かにしてくれるので、この頃に磨いた感性は子どもの土台になってくれます。
      リラックスした時にこそ、感情のことばが、たくさん自然に出ますよ。
     
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  • 2021.09.15 (水)

    手を使おう

    手を使うと頭の良い刺激に

    手を動かすと、
    筋肉→神経→脳
     
    という順に脳に刺激が伝わります。
    幼児期に脳の構造の90%が育つと言われていますので、手をできるだけ使うように意識したいですね。
    また、幼児期に大切な「五感」を刺激し、鍛えるという点でいうと、視覚(目)・聴覚(耳)・味覚(口)・嗅覚(鼻)は無意識のうちに刺激されますが、触覚(手)は意識しないと刺激できません
    我が子の手はよく動いていますか?普段から手をしっかり使っていますか? 親は我が子の手が動いているかどうかを、よくチェックしてみましょう。

    手を動かすおもちゃ

    ひとりで遊んでいるとき手を動かすおもちゃを与えましょう。
    「頭を良くするおもちゃ」とはどんなおもちゃですか?
    こどもが【手】を一生懸命手を動かすおもちゃです。
    手を使って遊ぶおもちゃは、子どもにとっても魅力的です。
    身近なもので良いので、子どもが興味を持つものを探してみましょう。
    • 音がする
    • 形がおもしろい
    • 動く・回る

    手を動かして「ちょっとチャレンジして」遊べるおもちゃ
    手で「動かす」「変化させる」ことができるおもちゃ
    • 積み上げる
    • ぴったり合わせる
    • 折り曲げる
    • 穴に通す
    • 形を作る

    こんなおもちゃを探してみてください。
    子どもが一生懸命「手」を動かせれば、高価でりっぱな玩具である必要はありません。
    空き箱などの廃品でも素敵なおもちゃです。

    手を使う道具

    手を使って遊べるようになると、次の段階は「道具」も使えるようになります。
    道具は第二の手です。道具を使うことで緊張感がでて集中力も高まります。
    集中力を養う良い方法なので、徐々に道具を使わせてあげましょう。
    • 食事の時
      スプーン フォーク コップ はし
    • お風呂の時
      タオル スポンジ ポンプ おけ 蛇口
    • 砂場で
      シャベル バケツ じょうろ
    • 机の上で
      クレヨン はさみ セロハンテープ のり ホッチキス 画用紙 折り紙 輪ゴム
    • クッキングで
      型抜き ナイフ クッキングばさみ トング 竹串
    道具は使えば使うほど上手になります。
    上手に使えるようになると、どんどん手が器用になるので「もっとやりたい」と思うようになるでしょう。

    安全に遊べるよう見守り、ほめる

    「親は手を出さない」が基本です。
    せっかく子どもが手を動かして、好きなものを作っているのに、親が口を出しをしたり、手伝ってあげたりするところをよく目にします。
    これは子どもの手の発達や、創造性の獲得に一番の障害になります。
    子どもが自分で考え、手を使って脳を刺激しているチャンスを奪わないでくださいね。
    大人は物作りの環境を整えてあげて、安全な遊び方をしている限りは、そっと見守ってあげましょう。
    そして、子どもに「みてみてー!」って言われたら、「すごい!上手ね!」「おもしろい!どうやって作ったの?」と【ほめて】あげてください
    ほめられた子どもはもっとやりたいと、必ず意欲を示します。
    人間は知的好奇心・創造性がある動物です。
    何かを知りたい、何かを作りたい。そんな瞬間を見逃さず、大切に育ててあげましょう。
    出来栄えより、作るプロセスを大切にして、手を使って楽しく物作りをしてみましょう。

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  • 2021.09.15 (水)

    室内あそび

    灼熱の太陽が照りつける真夏。冷たい北風の吹く真冬。毎日雨降りの梅雨時。
    この時期は戸外あそびをさせたくても出来ない場合がありますね。
    そんな時、無理に外あそびをしないで、室内あそびを楽しみましょう。

    室内あそびをする時に気をつけるポイント

    あそびのスペースはありますか?
    この時期の子どもたちは、家の中の汚し屋さん。
    いつも綺麗にしていたい親にとっては「散らかさないでね」「ここは汚さないでね」などとつい小言を言ってしまいがちです。
    小言ばかりだと、子どもはじっくりと遊ぶことができなくなり、楽しくなくなってしまいます。
    何をして遊んでもOK!なスペースを確保してあげましょう。
    そのスペースに関しては少しぐらい汚しても散らかしても、叱らないようにしましょうね。自由に遊べる環境を整えておくことが大切です。
    遊び道具は1種類と決めてはいませんか?
    積み木だけ、人形だけ、と1種類で遊ぶというような発想を子どもはもちません。
    積み木で作った家の中に人形をいれる・・テーブルは空き箱で・・と自分の身のまわりにあるものを複数使って、あそびの発想を広げていくはずです。
    いらなくなった小さな箱、缶、紙、紙筒などは子どもの発想を広げ、素敵な遊び道具になってくれます。
    市販の決まった遊びしかできない玩具より、魅力的かもしれませんね。
    また、プラスチックのおもちゃより、「木」「布」「ラバー」の素材は情緒安定をさせるといわれています。
    音楽は良い遊び?
    答えはYESです。
    音楽にのって歌ったり、体を動かすのは良い遊びのひとつです。
    子どもは繰り返しが大好きなので、一定のメロディーやリズムをもっている音楽は、やっぱり大好きなんですね。
    遊びに飽きた時や、遊びの集中が切れた時に音楽をかけてみましょう。
    幼児向きの音楽にこだわる必要はなく、お父さん、お母さんの好きな音楽で良いのです。かえって、お父さんやお母さんが乗りやすい音楽の方が、子どもも喜びます。
    クラッシック音楽も時にはいいですね。
    音楽をかけて、親子で一緒に歌ったり、体を動かしたりしてみましょう。
    ただ、BGMのように、一日中音楽をかけっぱなしするのは感心しません。雑音になってしまいます。
    音楽は時々「OFF」にして、メリハリをつけることが必要です。
    おもちゃの出し入れがしやすいですか?
    最後におもちゃの出し入れ、片付けについてです。
    自分一人でもおもちゃの出し入れができる環境を整えておきましょう。
    「仲間集め」ができるようにするのが、お片づけが上手くいくコツです。
    例えば、「ミニカー」「人形」「積み木」「その他ばらばらおもちゃ」などに分けてしまえる専用の入れ物を用意しましょう。
    また、親も一緒に楽しく片づけるところを見せてあげると、なお良いですね。
     
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  • 2021.09.11 (土)

    理解が広がる!日本の昔話20選

    本屋さんの絵本コーナーに立ち寄ると、新作の創作絵本がたくさん出版されていますね。
    どの絵本がいいのか、迷ってしまいますね。ときには日本の昔話を選ぶことをお薦めします。
    創作絵本とは違った新鮮さがあると思いますよ。
    昔話は勇気や優しさや忍耐力や冒険心の内容が含まれています。
    また、昔の人の生活や、日本の地方のことが理解できていいですね。
    子どもが自分で読むのもいいですが、お父さんお母さんが繰り返し繰り返し読み聞かせをしてあげるのがいちばんです。
    親子の素敵なコミュニケーションの時間にしてください。
    そして、日本の昔話をもっともっと、子どもに伝承していきたいものですね。
    主な昔話と、そのあらすじをご紹介します。選ぶときの参考にしてみてください。

    日本の昔話20選

    一休さん
    京のはずれの寺にいた一休という坊主は、たいそうとんちが利く小坊主で、和尚さんの飴をなめてしまっても、和尚さんが呆れる言い訳をするほどでした。やがて一休のとんちの噂を耳にした将軍が一休をお城に呼ぶと…
    一寸法師
    身長が一寸(約3cm)の一寸法師が勇敢に鬼を退治して、どんな願いも叶う「打ち出の小槌」を鬼が落としていき、一寸法師が願いを言いながら打ち出の小槌を振ると…
    因幡の白うさぎ
    サメを騙したために皮をはがされて泣いていたうさぎに、傷の治し方を教えた神さまがのちの大国主神(オオクニヌシノカミ)になるという、島根県「出雲大社」にゆかりのある神話です。
    浦島太郎
    いじめられていたところを助けた亀に竜宮城へ招待された浦島太郎が、家へ帰るときに土産としてもらった玉手箱を開けると…
    おむすびころりん
    おばあさんが握ってくれたおむすびを穴に落としてしまい、その穴の中に自分も落ちてしまったおじいさん。おむすびをもらって喜ぶねずみたちにもてなされ、おじいさんがお土産にもらったつづらから小判がたくさん出てくると、その様子を欲張りじいさんがこっそり盗み見て…
    かぐや姫
    竹の中から見つけられた小さな姫は「かぐや姫」と名付けられて、やがて美しい姫に成長します。噂を聞いたたくさんの男性からの求婚を断り、月を見ては悲しむようになってしまい…
    かさじぞう
    とても貧しいおじいさんとおばあさんが、年を越すため着物を売りに町に出ました。着物は売れず笠と交換することになり、雪が降る中、家に帰る途中の道端の7体のお地蔵さまに笠を被せると…
    かちかち山
    畑を荒らしたり、おばあさんにケガまでさせた悪いタヌキの話を聞いたうさぎが、あの手この手でタヌキを懲らしめます。
    金太郎
    昔のあしがら山に住んでいた元気で親孝行な金太郎は、毎日山の動物たちと一緒に遊んでいました。その様子をみた源頼光(みなもとのよりみつ)が自分の家来も投げ飛ばしてしまう金太郎に、一緒に都に行こうと誘います。
    こぶとりじいさん
    頬に大きなこぶがあったおじいさんが、鬼の前で上手に踊ったことで鬼にこぶを取ってもらえた話を、同じくこぶで悩んでいた意地悪じいさんにも教えてあげると…
    さるかに合戦
    おにぎりを拾ったかにに、さるが持っていた柿の種とおにぎりを交換しようと持ち掛けます。かにが種を大事に育ててやがて柿の実がなると、再びさるがやってきて柿を全部自分のものにしてしまい、それに怒ったハチと栗と臼が…
    舌きりすずめ
    優しいおじいさんが迷子のすずめを家に連れて帰りますが、いじわるなおばあさんは、洗濯糊を食べてしまったすずめの舌を切ってしまいます。いなくなったすずめを探しに出たおじいさんがたどり着いたのはすずめのお宿。おじいさんはおもてなしを受けてお土産をもらいましたが…
    鶴の恩返し
    貧しくも働き者の若者が罠にかかった1羽の鶴を助けてあげます。しばらくして若者の家に吹雪で道に迷った美しい娘が訪ねてきて数日家においてあげたのち夫婦になります。娘は貧しい暮らしを助けるために機織りをするようになりますが…
    はちかつぎ姫
    病気がちな母が観音様のお告げに従って、幼い娘の頭に鉢をかぶせて亡くなってしまいます。頭の鉢を気味悪がられ、苦しんだ娘が川に身を投げますが、武家の若君に助けられ、その家で下働きをしながら暮らすようになり…
    花さかじいさん
    飼い犬が「ここほれわんわん!」と鳴いた場所を掘ったら大判小判がザクザク出てきたと、やさしいおじいさんから聞いた意地悪じいさんは、犬に同じように鳴くよう強いるものの、土の中からゴミが出てきたので激怒して犬を殺してしまいます。悲しんだやさしいおじいさんは、犬のお墓で泣き崩れますが…
    ぶんぶくちゃがま
    お寺の和尚さんにかわいがられていたタヌキは、町で悪い人から逃げるために茶釜に変身したものの、もとに戻れなくなってしまいました。それを聞いた古道具屋はタヌキを和尚さんのところに連れていき…
    へっこきよめさま
    (屁ひり女房)
    器量よしで働き者のお嫁さんが大変大きな屁をして姑を畑まで吹き飛ばしてしまい、実家に帰されてしまいます。実家までの道のりの途中、出航できずに困っている船を屁で沖まで吹き飛ばして米俵三俵をもらい、柿の木から実を屁で落として反物と馬をもらうと…
    ものぐさ太郎
    たいへんな怠け者のものぐさ太郎は情け深い人に餅を5つもらい4つまで食べますが、残りの1つが道端に転げ落ちてしまいます。取りに行くのが面倒だと、ものぐさ太郎は3日間人が来るのを待ちました。4日目の朝、地頭の行列が通りかかり、ものぐさ太郎が声をかけると…
    桃太郎
    桃から生まれた「桃太郎」は、鬼ヶ島の鬼の噂を聞いて鬼退治に出かけることにします。途中、おばあさんが持たせてくれたきび団子を犬・猿・キジに分け与え仲間にしました。鬼ヶ島に到着した桃太郎は鬼と対峙し…
    わらしべ長者
    貧しい男が「お堂を出て転んだときに手にしたものを大事にして、西に向かいなさい」という観音様のお告げの通り、1本のわらしべを手にして西に歩いていきます。すると泣いている赤ん坊を抱いた母親に出会い、わらしべをあげるとお礼に3つのみかんをもらいます。さらに西に向かうと具合の悪そうなお嬢さまに出会い…

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