TOPに戻る
資料請求・体験のお申し込み

ブログ

どんちゃか幼児教室 > ブログ

  • 2022.04.18 (月)

    子どもをほめる言葉

    叱るのは大事なところで ほめることとのメリハリが大切

    「可愛くば 2つ叱って 3つ誉め 5つ教えて 良き人にせよ」
    という昔の言葉があります。
    叱るより多くほめて、ほめる以上にたくさん教えることの大切さを表していますね。
    childcare_img93
    多くの育児書には「ほめて育てましょう」と書いてあります。
    そうはいっても、叱ることとほめることはバランスが必要で、叱る場面ではしっかりと叱らなければなりません。
    叱るときは、その行動のいけない理由を伝えること、次はこうしようと教えることを必ずセットで行います
    そして、いけないことをしてしまうときの気持ちを良く聞いてあげることも大切ですよ。

    「叱る」は最小限に

    叱らなければいけないときはどんなときか、あらかじめ決めておくと、冒頭の2・3・5の法則のように、叱る場面はそんなに多くないものです。
    「子どものしかり方」にも詳しく書いているのでこちらも参考にしてくださいね。
    別の良いところを上手にほめることで、叱らずに済むこともありますし、子どもの行動があらかじめ予想できるような場面では、約束をしておいて「お約束覚えてるかな?守れるかな?」と声掛けすることで、子ども自身に気付かせることもできます。

    ほめるポイントは具体的に

    どんちゃか幼児教室ではほめて子どもを伸ばす教育しています。
    例えば、「○○ちゃんの姿勢は、背中がピンとしていて素敵ね」と一言ひとりをほめると、他の子も「わたし(ぼく)もほめられたい」と思うのでしょうね、他の子もすぐにいい姿勢に変化します。
    ほめることは叱ることより効果があるのです。
    上手なほめ方は、できるだけ具体的に、結果ではなくプロセスに注目し、時には質問をして子どもの考えたことに共感してあげることです。
    ○○ちゃん、お母さんが言わなくてもおもちゃを片付けられてすごいね!どうしてお片付けしようと思ったの?
    そっか、早くお出かけしたかったからだね。
    お片付けができてるとすぐに出かけられるもんね。お母さんも助かったよ!

    「明・楽・元・素」ことばは子どもを伸ばす

    「明・楽・元・素ことば」とは、「明るいことば・楽しいことば・元気なことば・素直なことば」のことです。
    「明・楽・元・素ことば」を紹介するので、これらのことばと、子どもの具体的な行動や考えを一緒にたくさんほめてくださいね。
    望ましい様子を表現する
    • すごい!
    • いいね!
    • かっこいい!
    • 仲良くできたね
    • 最後までやったね
    • 頑張ったね
    • すてきだね
    • 元気だね
    • よくできたね
    • 泣かなかったね
    • ひとりでできたね
    • 約束が守れたね
    • りっぱだね
    • 早い!
    • 一番!
    • その通り!
    応援してやる気を促す
    • やってみよう
    • だいじょうぶ
    • 上手!
    • 良い調子
    • 簡単だね
    共感して一緒に喜ぶ
    • 楽しいね
    • きれいだね
    • おいしいね
    • すばらしね
    • おもしろいね
    • やったあー!
    • 好き
    • ありがとう

    まとめ

    しっかり叱って、たくさんほめて、親の価値観を子どもに伝えていきましょう。
    たくさん誉められた子は、意欲的で心が安定し自立できるようになります。
    お友だちにも優しくできる笑顔が素敵な子になりますよ。

    詳しく見る
  • 2022.03.16 (水)

    目に異物が入った

    子どもの目の異変に気づいたら

    外で遊ぶようになると、目にゴミが入ったり砂が入ったりすることが増えてきます。
    こすらないで、すぐに手当てをするようにしましょう。

    子どもの目の異変の対処方法

    ゴミや砂が目に入った場合
    1. まぶたをひっくり返す
    2. ぬらしたガーゼや脱脂綿でそっとふき取る
    3. コップや水さしで水を注いで洗い流す/ 小児用の目薬をさして、洗い流す
      洗面器に顔をつけてゆっくりまばたきする
    すぐに眼科医に連れていかなければならない場合
    • 目が充血している
    • なにかで目を突いて出血している
    • 痛みで目が開けられない
    • 涙が止まらない
    • 目に異物が刺さっている
    • 化学薬品が目に入った(すぐに流水で目を洗ってから受診する)

    子どもの目を守るために

    自己判断で大人用の目薬などをさしてはいけません。
    また大人がさしている目薬を、興味本位で子ども自身が使ってしまわないように薬品の保管場所は子どもの手が届かないところにしましょう。
    家の中では、子どもの目の高さにとがったものを置かないようにしましょう。
    外で遊ぶときは、木の枝や葉先などに注意しなければなりません。
    木の枝が生い茂っているところに近づかないように教えたり、手で押さえてよける方法を教えたりすることも必要です。
    詳しく見る
  • 2022.03.16 (水)

    脱臼(だっきゅう)・ねんざ

    やわらかく「はずれやすい」子どもの関節

    歩き出したり走るようになると、運動量が増えて、手をついたり、ジャンプをして脱臼やねんざを起こすことがあります。
    また、大人やお友だちと手をつないだ時に、腕をひっぱられて脱臼を起こすこともあります。
    子どもが痛がったり、心当たりがあるときは、なるべく早く整形外科などのクリニックを受診しましょう。
    脱臼・亜脱臼とは・・・
    【脱臼】
    なにかのはずみに、肩やひじなどの「関節」がはずれた状態を脱臼といいます。
    通常は痛みを伴い、外見では腫れ、変形、ゆがみなどがみられることもあります。
    【肘内障(ちゅうないしょう)】
    脱臼しかかった状態を「亜脱臼」といいますが、特に肘の亜脱臼を「肘内障」といいます。
    肘内障は、6歳くらいまでの子どもに多く見られ、子どもが転びそうになった時に大人が子どもの腕を強くひっぱったり、肘を伸ばしたりした拍子に起こります。
    激しい痛みを訴え、腕を下げたまま痛がって動かそうとしない場合は肘内障が疑われます。
    症状
    • 腕をだらりとさせたまま動かせない
    • 関節部が変形している
    • 関節部がはれて、青ずんでいる
    • 痛がって泣く
    対処
    • 痛がっている時は、氷のうや冷却パックで冷やす
    • 添え木や三角巾で患部を固定して、小児科・整形外科・外科を受診する
    ねんざとは・・・
    【捻挫(ねんざ)】
    関節をねじってしまうことを「捻挫」といいます。
    捻挫は強い痛みがあり、関節部が青紫に腫れてきます。
    すぐに氷のうや冷却パックでよく冷やしましょう。
    氷水を入れた洗面器などに患部をつけて冷やすのもよいでしょう。
    患部はなるべく動かさないようにして、心配な場合は小児科・整形外科を受診しましょう。
    症状
    • はれや痛みがひどい
    • 患部が青紫色になっている
    対処
    • 氷のうや冷却パックでよく冷やす
    • 足首をねんざした場合は固定して、できるだけ歩かせないようにする
    • 2~3日は冷湿布して、入浴をひかえる
    • 痛みが消えてきたら、温湿布にかえる

    詳しく見る
  • 2022.02.16 (水)

    子どもどうしのトラブル

    トラブルは子どもの成長の過程 社会性のめばえ

    2~3歳頃になると、一緒に遊ぶ友だちにも興味や関心が出てきます。
    そのため友だちどうしのトラブル、けんかも起こるようになります。
    2~3歳児はまだ気持ちのコントロールができない「自己中心的な年齢」ですから、けんかが発生するのはよくあることですし、当たり前のことと思いましょう
    友だちの存在が気になるのは社会性のめばえであり、成長のあかしなので喜んでよいことですよ。
    それでは、けんかやトラブルが起こるときの子どもの内面や、周りの大人の対処の仕方を考えてみましょう。

    けんかやトラブルになるときの子どもの内面

    2~3歳の子どもは友だちに対してこんな風に思っています。
    • みんなは楽しそうに遊んでいるな
    • 友だちが何をして遊んでいるのかな
    • 友だちと一緒に遊んでみたいな
    • 友だちはどんなおもちゃを持っているのかな
    • ぼく(わたし)も友だちと同じおもちゃがほしいな
    • ぼく(わたし)がいることに友だちは気がついているのかな
    • (順番)一番最初がいいな
    • (競争)絶対一番がいいな
    けんかはこんな風にして起こる
    一緒に仲良く遊びたいのに、なかなか自分から「あそぼう!」と言い出せないのが、2~3歳の頃の特徴です。
    自分に関心を寄せてもらうために、友だちをたたいたり、押したりする行動に出てしまいます。
    相手の友だちも何でたたかれたり押されたりしたのかわからず怒ってしまい「けんか」が発生します。
    また、しばらく仲良く遊んでいても、おもちゃの取り合いが始まる場合があります。
    おもちゃは全部自分のものと思い込んでいる年齢であるのと、まだうまく「貸して」と言えずにいきなり友だちのおもちゃを取ってしまってトラブルになります。

    けんかが起きたときの大人の対処法

    けんかが起きたときの子どもの内面はとてもシンプルであることを理解した上で、大人が子どもの気持ちを汲み取りながら対処することがとても大切です。
    とりあえずお互いに「ごめんなさい」を言いなさいと強要してその場を取り繕ったり、経緯が分からないまま「○○ちゃんが悪い」と決めつけてしまうことは子どもにとって良くない態度です。
    どのような経緯でけんかになったのか、どんな原因があったのか、できるだけ知るようにしてください。
    それぞれの子どもの気持ちをよく聞いて、「うん、うん、そうなの、わかったよ」と同意してあげましょう
    それだけでもたいていのけんかは落ち着き、収まります。
    こんなけんかはすぐに止めます!
    • だれかが泣き始めてしまう
    • 『一人』対『多数』 のけんか
    • 誰かが物(武器)を持っている

    友だちをたたいてしまう子どもは たたかれた経験のある子

    けんかやトラブルの中で、気に入らないことがあると友だちをたたいてしまう子どももいます。
    まだ相手に伝える言葉が豊富ではないので、伝えたいことばの代わりに手が出てしまうのです。
    たたくと「気持ちがスッとする」ことや「大人にかまってもらえる」という間違った認知をしてしまうと、やがて「たたくこと」をコミュニケーションの手段にしてしまうようになります。
    よくたたいてしまう子はどのような子かというと、「たたかれた経験がある子」です。
    例えば…
    • 友だち(少し年齢の大きい友だち)にたたかれた経験がある
    • 兄弟(特に兄や姉)にたたかれた経験がある
    • 親にたたかれた経験がある
    子どもをたたくことは「しつけ」とは言いません。
    たたくことは手っ取り早く子どもに言うことを聞かせようとする大人の傲慢さです。
    子どもをたたくことは今すぐやめましょう。
    子どもをきちんとしつけるには、大人が正しい方法を知っている必要があります。
    「子どもの叱り方」にも詳しく書いているので、参考にしてくださいね。

    子が友だちをたたいてしまったときの大人の対処法

    子どもが友だちをたたいた時、大人が「たたいてはいけません!」「謝りなさい!」と勢いで叱ってしまいがちです。
    子どもはその瞬間、エネルギーをため込んでいたり、頭に血が上っていたりするので、その場ですべて言い聞かせようとするよりは、時間がたって冷静になってから言い聞かせることの方が大事です。
    たたいてしまったその場では
    子どもには落ち着いた態度で「たたくことはいけないことである」と伝え、どうしてたたいてしまったのかその理由をよく聞いてあげましょう
    すぐに大きな声で叱りつけるようなことはせず、また痛みを分からせるというつもりで、大人がたたいた側の子を同じようにたたくようなこともしてはいけません。
    たたいてしまったことについては、友だちにきちんと謝るよう、促しましょう。
    時間がたってから、その日のうちに
    たたいたことすら忘れてしまっているのでは、注意する意味がないので、翌日ではなくその日のうちに、子どもと親が冷静になってから、「たたくことはいけないこと」と教えましょう。
    どのように伝えればよいかいくつか例をあげてみます。
    ◆ たたかれたら痛くて悲しいことをしっかり伝える
    「○○ちゃんがたたかれたらどんな感じがする?」
    「そう、痛いよね」「そう、悲しいよね」
    と、相手の子の気持ちを代弁して言葉で言い表して伝えます。
    ◆ ぬいぐるみに置き換えて理解させる
    例えば、絵本やぬいぐるみを使って「たたかれたクマさんは泣いているけれど、どう思う?」と問いかけると、子どもは素直に「かわいそうだね。痛いよね。たたいたらいけないよ。」とわかってくれます。
    ◆ 普段の会話に友だちの話題や名前をたくさん出す
    家庭でお風呂に入っている時、食事をしている時、おやつを食べている時、遊んでいる時、寝る前など、気持ちがリラックスしている場面で、お友達の話題や名前をたくさん出すと友達に親しみを持つようになり、けんかが少なくなります。

    いやなことを「NO」と言えるように

    友だちにおもちゃを「貸して」と言われたとき「どうぞ」ができるのは素晴らしいことです。
    ただし、いつもいつも我慢を強いるのは子どもにとってよくありません。
    「いや」と言えず、いつもおもちゃを取り上げられてしまう幼稚園・保育園は楽しくなくなってしまいますね。
    幼稚園・保育園に入るまでに、意思表示をしっかりできるようにしておくことはとても大切です。
    「貸してもいいときは『どうぞ』をして、貸したくないときは『いや』『ちょっとまって』と言おうね」と教えてあげましょう。
    どうしても言えないときは、言えるようになるまでお母さんが一緒に言う練習をしても良いですね。

    自分のもの・他の人のものを区別できるようにする

    トラブルを予防するために、自分のものと誰かのものを区別し、理解できるようになることも大切です。
    例えば、親の大切なものを子どもに触らせないようにすることで理解させることもできます。
    子どもが親の大切なものを触ろうとしたら、「これはお母さんの大事なものだから、貸せないのよ」とNo の意思表示をすることで、子どもが「嫌なときは『いや』と言っていい」と学ぶことができます。
    親が大事にしているもの、子どもが大事にしているものについて話をして、勝手に触らないようにしようね、と親子の間の約束をつくっても良いですね。

    子どもが乱暴な言葉を覚えてしまうときは

    「ばか」「うんち」など汚いことば・乱暴なことばを使いたがって困っています。
    あまり気にしすぎず、その都度、その言葉で傷つく子がいることを教えたり、大人がきれいな言葉を使うことを心がけることが大切です。
    「なんでそんなことを言うの!」と叱ってもあまり意味はありません。
    乱暴なことばは、子どもの成長の過程で必ず通るものです。
    聞きなれないことばや面白そうなことばは使ってみたいものなんですね。
    そういう言葉を友だち同士の会話の中で使うのが楽しかったり、大人の反応が面白いと感じていたりしているので、強くしかりつけても逆効果です。
    ただ、人を傷つけたり、まわりを不愉快にする言葉は、その都度「良くない言葉だよ」と落ち着いた態度で教えてあげましょう。
    または、「お母さんはその言葉、あまり好きじゃないな」とその場で伝えたり、周囲に影響がないものはあえて放っておくのがいいでしょう。
    そして、ゆっくり話ができる時間に、使って欲しくない言葉とその理由を伝えます。
    このときには、絵本やぬいぐるみを使って「その言葉を言われたぬいぐるみのクマちゃんはどんな気持ちがする?」と聞いてあげてください。
    言われた人も、周りで聞いている人も、気持ちよく思っていないことも教えましょう。
    3歳頃は、いい言葉も悪い言葉も吸収する時期です。
    悪い言葉を気にするよりも、お父さん、お母さん自身が素敵なことばを意識して話すことが大切ですよ。
    感覚の言葉や、ポジティブな形容詞をいっぱい話してみてください。
    「あれ」「これ」ではなく「右の○○を取ってね」と主語と動詞・動作の対象をちゃんと使って文章で話してみてください。
    家族同士のあいさつ「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」のやりとりを見せていると、子どもも自然と友だち同士いい会話ができるようになってきます。

    詳しく見る
  • 2022.02.01 (火)

    歩き始めの早い遅い

    『這えば立て、立てば歩めの、親心』

    と昔から言われているように、親は子どもの成長を楽しみしながらも、少しでも早い成長を願っています。
    歩きだすのが早い・遅いは個人差があります。
    体に支障が無い限り、いずれは歩くようになるのであまり心配をしたり、無理をさせないようにしましょう。
    生後2ヶ月頃までの新生児には原始反射の一つの「原始歩行」という反応が見られます。
    両脇をもって立たせるように抱くと、両足を交互に出して歩くようなしぐさをします。
    あかちゃんは、環境に適応し生きていくために必要な身体の動作を、生まれながらにして備えているんですね。

    1歳前後になると、個人差はありますが、次のような順序で歩くことができるようになります。
    10~12ヶ月
    1. つかまり立ちができる
    2. 伝い歩きができるようになる
    つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんは伝い歩きを始めます。
    つかまり立ちをするようになったら、あかちゃんがつかみそうなものが倒れてしまわないか、家の中を点検しましょう。
    活動範囲が広がり、運動量が増えるので、体重の増加がゆるやかになります。
    赤ちゃん体型から、幼児体型に変わっていきます。
    1歳~1歳6ヶ月
    1. 一瞬だが、手を離して立っていられる
    2. よたよたと数歩、歩ける
    3. 一人歩きができる
    1歳の誕生日を迎える頃には、約50%の子どもが歩き出すようになり、1歳3ヶ月では80%、1歳6ヶ月頃になると、ほとんどの子が歩くことができるようになります。
    歩き始めると、体形はますますスマートになります。
    運動機能も発達し、階段の上り下りをしたり、すべり台やぶらんこなどの遊具であそべるようになります。
    1歳6ヶ月~2歳
    1. 早歩き、小走りができる
    2. あとずさりができる
    運動能力がぐ~んと発達する時期です。
    早足だった子が、走り出すようになることもありますが、運動能力に個人差が目立ってきます。
    個人差があるのは当然のことですから、他の子と比べないようにしましょう。
    ただし、運動能力をUPさせるためには、抱っこばかりしないようにして、十分な外遊びをさせましょう
    2歳~5歳
    1. 走れる
    2. 階段を上る
    3. 両足をそろえてとべる
    4. 片足でたてる
    5. ジャングルジムにのぼれる
    6. 速く走れる
    2歳~5歳頃になると「運動機能は一人前」です。
    手足がスマートになり、筋肉もついてきます。
    この時期に、全身をつかってたくさん運動をすると、運動能力がぐんぐん発達します。
    また、運動の楽しさを知るのもこの時期です。

    ちょっと心配 Q:A

    一歳6ヶ月になるのですが、まだ歩きません。いつになったら歩けるようになるのでしょうか?
    つかまり立ちができるようになると、伝い歩きを始めます。 そのまま歩いてしまう子もいますが、個人差があるので無理に歩かせることはありません。
    また、赤ちゃんの「歩きだそう」という気持ちが大切です。
    興味があるものの場所まで行きたいと思う気持ちが歩行を左右します。
    少しでも歩こうとする兆しがあったり、1~2歩歩き出したらほめてあげてくださいね。

    O脚で心配です。
    歩き始めはO脚が多いので心配はいりません。1歳6ヶ月~6歳頃には治りますよ。

    歩き始めの子に、足のためにいい運動はありませんか?
    産まれたときは扁平足ですが、体を支えるには扁平足では不安定です。土踏まずのアーチは成長と共に徐々にできていきます。
    おすすめ遊び歩きは・・・
    • カニあるき(横歩き)
    • 風船あそび
      風船つきをすると「つま先立ち」をするので足の発達に良いです。
    • ペンギン遊び
      親の足の上に乗って、手をつないで歩くきます。足の指に力が入るので足の発達に良いです。

    良い靴選びは?
    あかちゃんのためのファーストシューズには、内履き用と外履き用があります。
    内履き用は靴を履く練習になるので、お好みで、滑り止めのある軟らかいソールのものを履かせてみるのも良いですね。
    外履き用については…
    • つま先が広い靴を選ぶ
      赤ちゃんや幼児の足の形は、つま先が扇状に広がっています。 歩くたびに指先が広がるよう、つま先が広い靴が適しています。
    • 指が曲がりやすいを靴を選ぶ
      靴底は柔らかいほうが良く、ソールがつま先から1/3のところで曲がるのが理想的です。
    • つま先がそり上がっている靴を選ぶ
      つま先のソールが平らだと、つまずいたり転んだりしやすいです。つま先に「反り返し(そりかえし)」がありカーブしているものを選びましょう。
    • 足首・かかとが固定される靴を選ぶ
      足首・かかとは硬い方が良いです。ハイカットタイプの靴も足をしっかりサポートしてくれるので良いですね。脱ぎ履きが楽なように履き口が広がるものを選びましょう。
    • サイズは最適(ぴったり)なサイズを選ぶ
      赤ちゃんの足は大部分が軟骨でできています。サイズが合わない靴は、靴の中で足が不安定になるだけでなく、骨格の成長にも悪い影響があるので、できるだけぴったり合うサイズを選びましょう。
    • 通気性の良い靴を選ぶ
      赤ちゃんの足は汗っかき。小さいけれど汗腺の数は大人と同じなので、快適な靴を選んであげたいですね。
    詳しく見る
  • 1月季節の工作「2022年の干支とらボール」

    大船校では、ぱすてる先生が制作した季節の工作を飾っています!
    おうちでお母さんやお父さんと一緒に作ってみてください。

    1月は今年の干支である「とら」をモチーフにしたボールです!

    作ってみたらぜひ、理英会の教室に持ってきて、先生たちに見せてくださいね!

    詳しく見る
  • 2021.11.16 (火)

    子どもの便秘

    排便時の様子や便をよく観察しましょう

    排便には個人差があるので、2~3日に1回しかうんちが出なくても、スムーズに出て、元気に遊んでいるようなら心配はいらないでしょう。
    日頃から、排便の回数やそのときの様子、便の様子などを観察して、いつもと違うことがあれば気付けるようにしておきたいですね。

    便秘かもしれないときは

    排便の間隔が数日だったり何日もないときは、次のようなことをチェックしてみてください。
    便秘の症状
    • いつもより排便の間隔が長くなっている
    • 便が固くコロコロ状、排便時に痛がる
    • おなかが張っている
    • 食欲が落ちていて機嫌が悪い
    いつもと便の色が違う(血便や緑色など)ときや、発熱・嘔吐を伴うときはなるべく早く小児科を受診しましょう。受診時には便を持参してください。
    また、一週間以上の便秘を繰り返す場合は医師に相談しましょう。
    便秘の対処
    • 浣腸をして便を出す
      出てきた便の様子が良くない(ドロドロ、血便など)ときは小児科を受診しましょう。
      (注)市販の浣腸を使用するときは、月齢にあったものを購入してください。
    • おしりを刺激したり、おなかをマッサージする
    固い便が肛門を傷つけてしまうと、次から排便を嫌がったりがまんしてしまい、ますます便秘になってしまいます。
    日頃から便をためないように予防することが大事ですね。

    便秘を防ぐために生活を見直そう

    いつも便秘がちだと、成長してからも本人が大変な思いをします。
    離乳食が始まることからは、便秘にならない生活習慣を身につけられるよう、次のようなことを意識してみましょう。
    食事
    食べる量や水分を飲む量が極端に少ないと便秘になりやすいです。
    朝食、昼食、夕食の3度の食事をしっかり食べ、水分も意識して摂るようにしましょう。
    内容
    食事は「主食と主菜・副菜をバランスよく」たっぷり食べるようにしましょう。
    幼児は喉越しがよく、柔らかい食べ物が好きですが、好き嫌いせず、食物繊維を多く含んだ歯ごたえのあるものを食べさせることも大切です。
    間食にも食物繊維の多いものや果物などを取り入れると良いでしょう。食べられる子にはヨーグルトなどの発酵食品を与えても良いですね。
    環境
    食欲がわくように、食事が楽しく、おいしく食べられるように工夫しましょう。
    テレビやスマホなどはいったん消して、お父さんお母さんも機嫌よく食事をすると、子どもも自然とたくさん食べられるようになりますよ。
    生活リズムと運動
    排便のリズム
    規則正しい生活を意識しましょう
    決まった時間に起床して、排便する時間も決まることが望ましいです。
    朝食後のおむつ交換のときにおしりを刺激したり、マッサージするのを習慣にしても良いですね。
    トイレトレーニングを始めたら、決まった時間にトイレに行くようにしましょう。
    適度な運動
    外遊びができる日は、十分に時間をとってたくさん身体を動かしましょう。
    身体を動かすと腸の働きも活発になり、おなかも空いて食欲も出るので一石二鳥ですよ。
    参考:食物繊維が豊富な食品
    いも類
    さつまいも・さといも・こんにゃく
    野菜類
    白菜・キャベツ・ごぼう・にんじん・だいこん・なす・ピーマン・かぼちゃ
    豆類
    大豆・小豆・納豆
    穀類
    麦飯・コーンフレーク・オートミール
    くだもの
    バナナ・リンゴ・ミカン・オレンジ・メロン・パイナップル
    きのこ類
    しいたけ・しめじ・えのき・まいたけ・エリンギ
    海藻類
    わかめ・こんぶ・のり・ひじき
    詳しく見る
  • 2021.11.15 (月)

    噛むことの効能

    よく噛むことは健康に良い

    「ご飯はよく噛んで食べなさい」と子どもの頃に教えられたことがある人は多いと思います。
    噛むことが健康に良いことはみなさんご存じのことと思いますが、食事における「噛む」ことの効能について、改めてご紹介いたします。
    身体的効果
    1. 噛むことで唾液が分泌され、口腔内で清潔さを保ち、持続的な抗菌効果が得られる
    2. 唾液成分が食物の消化を促進し、飲み込むときの潤滑油の役目も果たす
    3. 唾液には歯そのものを強化し、虫歯を発生させにくくする成分も含まれている
    食事を摂るときによく噛むことで、自然と唾液の発生が促され、口の中に様々なよい効果を与えます。
    また強い歯は、高い身体能力の基礎になりますね。
    心理的効果
    1. 噛むという行為によって緊張が緩和され、ストレスが軽減される成分が脳内に生成される
    2. 一定のリズムを保つことで、心理的に安心感を得ることが出来る
    3. よく噛むことによって、食欲が満たされ精神的な充足につながり、情緒が安定する
    ガムを噛むことは昔は行儀が悪いとされていましたが、最近では寛容な空気も感じますね。
    スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいるのは、緊張感をほぐしたり、リラックスする効果を得られると知っているためです。
    子どもにとっても噛むことは心の安定につながります。
    間接的効果
    1. 噛むことで脳に刺激を与え、脳の働きが活性化することにより、頭の回転がよくなる
    2. さらに脳内の記憶をつかさどる機能にも影響を与え、記憶力の向上につながる
    3. たくさん噛むことで脳が満腹感を感じ、食べ過ぎを防ぐことによって肥満になりにくくなる
    脳に与えるあらゆる刺激から、子どもの学習能力にも良い影響が期待できます。

    おわりに

    食育における「噛む」ことのさまざまな効果についてご紹介しました。
    よく噛むことは、近年の研究においても、心身ともによい効果が得られると分かってきています。
    ぜひお子さまと一緒に毎食、よく噛んで食事を楽しんでくださいね。

    詳しく見る
  • 2021.11.08 (月)

    食品添加物について

    子育てにおける食生活と食品添加物

    現代は全国各地からの特産品や加工品が、どこにいても手に入れることができる、とても便利な時代ですね。
    この「便利」を支えている要素の一つが食品添加物です。
    ただ、「食品添加物」に漠然と不安を感じている人もいるかもしれません。
    特に育ち盛りの子どもがいる家庭の食生活においては、食品添加物について正しい認識を持って上手に付き合っていきたいですね。
    なぜ食品添加物は使われるの?
    おいしい食品が流通する現代の便利な食生活には、食品添加物は欠かせません。
    食品添加物の働きは…
    • 保存をよくする
      食品添加物の保存料は、食品の腐敗を止め、食中毒事故を防いでいます。
    • 見た目をよくする
      食品添加物の着色料は、食欲がそそられるよう食品を色鮮やかにします。
    • 食品を作るときに使用する
      例えばラーメンの麺のコシを増すのに添加する「かんすい」や豆腐の「にがり」などは、食品の製造過程で必要になります。
    • 栄養成分を補充する・強化する
      例えばスポーツドリンクに添加されるアミノ酸などは、健康増進の目的で消費者の嗜好に合わせて使用されています。
    食品添加物の安全性は
    日本で使われている食品添加物は、内閣府が設置している食品安全委員会から安全性評価を受け、成分の規格や使用量などの基準を定められた上で、厚生労働省が使用を認めています。
    通常想定されるような食生活において、私たちが普通に購入できる食品添加物を含む食品を食べても、安全性に全く問題はないと考えられます。
    ただし、問題なのは毎日のように同じメーカーの同じ商品を摂り続けてしまうと、同じ添加物を多く摂取してしまうことになりますね。
    そういった過度に偏った食生活はそもそも健康によくありません。
    やはり多品目の食品を日々バランスよく摂ることが大切です。

    不必要に食品添加物を摂取しないために

    食品添加物はすべて悪いわけではありません。
    とはいえ、余計なものは身体に入れたくない、と考える人も少なくありません。
    食品添加物を摂取する量をなるべく減らすために、家庭でできることをいくつかご紹介します。
    • ハム・ソーセージ・ベーコン
      食肉の加工食品は好きな子どもも多いですが、発色剤、保存料、結着剤などの添加物が使われています。
      これらの添加物を使わない「無塩せき」と表示されている商品が販売されているので、そういったものを選んで購入しましょう。
    • 清涼飲料水
      特に甘い飲料には人工(合成)甘味料が含まれていることが多く、おのずと摂取する量も多くなりがちです。
      摂り過ぎによる健康への影響を調べる研究も進んでいます。
      子どもの頃から炭酸飲料や甘味料を多く含んだ飲料を飲んでいると、成人になってからも習慣になってしまいます。
      子どもが飲む飲み物はお茶か牛乳、100%果汁飲料だけに決めてしまっても十分ですよ。
    • 一部の色鮮やかなお菓子
      ゼリーやグミなど、かわいくてきれいなお菓子は子どもも大好きですね。
      でも、合成着色料が使われているものは避けましょう。
      特に食用赤色○号、青色○号などと原材料表示に書かれている場合は、書かれていないものを選ぶようにしましょう。
    このように、不自然に保存期間が長いもの、不自然に見た目がきれいなものは、日常生活で必須な食品ではありません。
    食品は加工度が高くなると、どうしても食品添加物が多くなります
    食品を購入するときは、原材料に近いもの、シンプルな原材料のものを選ぶようにしましょう。

    詳しく見る
  • 2021.11.01 (月)

    歯磨き大好き作戦

    毎日の歯磨きをストレスのない時間にするために

    子育て中のお父さんお母さんから「うちの子は歯磨きが大嫌いで、毎日大変です。歯磨きが好きになる良い方法はありませんか?」と、たくさんの質問がきます。
    子どもにも嫌いになってしまった理由があるはずです。
    その理由と対処法を考えてみましょう。

    歯磨きぎらいの理由と対応方法

    嫌いの理由:痛いから
    ゴシゴシ力を入れて磨く
    優しく、そっと磨きましょう
    歯磨きに力を入れ過ぎている大人も多いです。
    磨くときは力を入れず、ブラシが歯にあたっているだけで大丈夫ですよ。
    嫌いの理由:気持ちが悪くなるから
    歯磨き粉で磨く
    歯ブラシを口の奥まで入れる
    歯磨き粉は付けず、歯ブラシは奥まで入れないようにしましょう
    子どもが歯磨きに慣れてくるまでは、歯磨き粉使わない、歯ブラシは無理に奥まで入れない、という気持ちで進めてみましょう。
    嫌いの理由:親の機嫌が悪いから
    大人が歯磨きのときについ、イライラしてコワい顔になってしまう
    歯磨きタイムは楽しい時間にしましょう
    無言ではなく「今日もたくさん食べたねー。○○ちゃんの歯がピカピカになりますように」と声をかけながら磨いてあげるといいですよ。
    嫌いの理由:習慣になっていないから
    つい面倒だったり、子どもが嫌がるので毎日歯磨きをしていない
    「食後の歯磨きは当たり前」の生活習慣にしましょう
    子どもが嫌がってしまうと大変ですが、毎日「歯ブラシを口に入れてシュッシュッ」と根気強く少しずつやってみましょう。

    歯磨きタイムのアイディア

    食後の歯磨きを嫌がらないで自分から積極的にする<アイディア>を紹介します。 生活の中で定着するといいですね。
    ●歯ブラシ作戦
    色や模様の違う歯ブラシを何本か用意し、子どもの気分によって子どもが選ぶようにします。
    子どもと一緒に歯ブラシを買いに行ってもいいですね。
    ●音楽作戦
    子どもの好きな音楽(曲・歌)を流し、聴きながら磨きます。
    歯磨きしてあげる大人が楽しそうに歌を歌ったり、リズムをとりながらシュッシュッと磨いてあげても楽しそうですね。
    ●磨く場所の移動作戦
    いつもの洗面所だけでなく、歯磨きをする場所を変えてみます。
    「外やベランダに出て緑を見ながら…」「夜空の星を見ながら…」「好きなDVDを見ながら…」など、気分転換になりますね。
    ●シール作戦
    歯磨きをしたらその場ですぐ「ご褒美シール」をあげて、子どもがカレンダーや表、専用ノートに貼ります。
    ため込まずに毎日「貼る」ようにすると良いですよ。
    毎日やってきた記録をながめて、子どもにとっても励みになります。
    ●歯磨きごっこ作戦
    子どものお気に入りのぬいぐるみや人形に、子ども自身が親役になって「歯磨きをしてあげる」ごっこをやってみましょう。
    「今度は○○ちゃんの番!」と言って、お父さんお母さんが同じように歯磨きしてあげてください。
    ●鏡作戦
    親も一緒に鏡に向かって歯磨きをします。
    前歯の次は奥歯ね、と一緒にブラッシングをします。黙々とするより楽しいですよ。

    詳しく見る

お電話でのお問い合わせは

0120-042-870 資料請求・体験のお申し込み