子育てのヒント
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言葉かけ(1)
「言葉」はコミュニケーションツール
あかちゃんは生まれる前から、お母さんの声や周りの人の声を聞いています。
早い段階から聴力が発達するので、言葉による働きかけであかちゃんの脳を刺激することが大事なんですね。
生後2ヶ月頃からは「ウー」というような泣き声以外の音を発声するようになり、生後5ヶ月頃から喃語(なんご)という初期の言葉、例えば「あぶあぶ」など、簡単な反復の音を発するようになります。
自分の声を聞きながら、発声や発音の練習をしているんです。
あかちゃんはコミュニケーションを欲しています。
大人が言葉でたくさん話しかけてあげてください。
特におむつの取り替えの時は「気持ちがよくなったね」と声をかけてあげると、「気持ちが良い感触」を意識していきます。
子どもと接しているときに言葉をかけてあげると、いつしか自分も言葉で返したいという気持ちになるものですよ。コミュニケーションのしかたを教えましょう
生後8ヶ月頃より自分の名前を呼ばれると、それに応じる様子をみせ、叱ると手を止めてやめるようになります。
1歳頃には意味のある1語文を話すようになります。
大人が話す言葉への理解力も急速に増し「バイバイ」と言うと手を振り、大人が話していると一生懸命「聞こう」という態度をとります。
この時期に大人があかちゃんの話を聞く、聞いて答える、といった反応をみせてあげることが大切です。
「猫さんがいたね、かわいいね」などあかちゃんが感じていることを代弁するように話しかけて、コミュニケーションの仕方を教えましょう。
「話して聞く」をていねいに積み上げていくと、子どもが自分勝手に喋り出してしまうことが少なくなり、自分の意見を言えるようになりますよ。