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食品添加物について
子育てにおける食生活と食品添加物
現代は全国各地からの特産品や加工品が、どこにいても手に入れることができる、とても便利な時代ですね。
この「便利」を支えている要素の一つが食品添加物です。
ただ、「食品添加物」に漠然と不安を感じている人もいるかもしれません。
特に育ち盛りの子どもがいる家庭の食生活においては、食品添加物について正しい認識を持って上手に付き合っていきたいですね。なぜ食品添加物は使われるの?おいしい食品が流通する現代の便利な食生活には、食品添加物は欠かせません。
食品添加物の働きは…-
保存をよくする
食品添加物の保存料は、食品の腐敗を止め、食中毒事故を防いでいます。 -
見た目をよくする
食品添加物の着色料は、食欲がそそられるよう食品を色鮮やかにします。 -
食品を作るときに使用する
例えばラーメンの麺のコシを増すのに添加する「かんすい」や豆腐の「にがり」などは、食品の製造過程で必要になります。 -
栄養成分を補充する・強化する
例えばスポーツドリンクに添加されるアミノ酸などは、健康増進の目的で消費者の嗜好に合わせて使用されています。
食品添加物の安全性は日本で使われている食品添加物は、内閣府が設置している食品安全委員会から安全性評価を受け、成分の規格や使用量などの基準を定められた上で、厚生労働省が使用を認めています。
通常想定されるような食生活において、私たちが普通に購入できる食品添加物を含む食品を食べても、安全性に全く問題はないと考えられます。
ただし、問題なのは毎日のように同じメーカーの同じ商品を摂り続けてしまうと、同じ添加物を多く摂取してしまうことになりますね。
そういった過度に偏った食生活はそもそも健康によくありません。
やはり多品目の食品を日々バランスよく摂ることが大切です。不必要に食品添加物を摂取しないために
食品添加物はすべて悪いわけではありません。
とはいえ、余計なものは身体に入れたくない、と考える人も少なくありません。
食品添加物を摂取する量をなるべく減らすために、家庭でできることをいくつかご紹介します。-
ハム・ソーセージ・ベーコン
食肉の加工食品は好きな子どもも多いですが、発色剤、保存料、結着剤などの添加物が使われています。
これらの添加物を使わない「無塩せき」と表示されている商品が販売されているので、そういったものを選んで購入しましょう。 -
清涼飲料水
特に甘い飲料には人工(合成)甘味料が含まれていることが多く、おのずと摂取する量も多くなりがちです。
摂り過ぎによる健康への影響を調べる研究も進んでいます。
子どもの頃から炭酸飲料や甘味料を多く含んだ飲料を飲んでいると、成人になってからも習慣になってしまいます。
子どもが飲む飲み物はお茶か牛乳、100%果汁飲料だけに決めてしまっても十分ですよ。 -
一部の色鮮やかなお菓子
ゼリーやグミなど、かわいくてきれいなお菓子は子どもも大好きですね。
でも、合成着色料が使われているものは避けましょう。
特に食用赤色○号、青色○号などと原材料表示に書かれている場合は、書かれていないものを選ぶようにしましょう。
このように、不自然に保存期間が長いもの、不自然に見た目がきれいなものは、日常生活で必須な食品ではありません。
食品は加工度が高くなると、どうしても食品添加物が多くなります。
食品を購入するときは、原材料に近いもの、シンプルな原材料のものを選ぶようにしましょう。 -
保存をよくする