子育てのヒント
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わがまま
相談で多いのは「子どものわがまま」
どんちゃか幼児教室の個人面談で一番多い相談内容が「わがまま」についてです。
特に、知育2歳、3歳コースのご家庭が多いようです。◆「わがまま」ってどんな行動?- 何が何でも自分の主張を通す
- 自分勝手で聞き分けがない
- 譲れないゆえの友だちとのトラブルが多い
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駄々をこねる子
お店などで欲しいものがあると、買ってもらうまで泣いたり、 寝転んでバタバタして大声を出して要求する。 -
約束の時間になってもあそぶのをやめない子
「きょうはお昼までね」と約束して公園に来たのに、時間になっても「まだ遊ぶ」と言って帰ろうとしない。 -
自分が負けると怒る子
友だちとゲームやごっこ遊びをしていて、自分が負けたり思い通りにならないと、プイと怒ってしまう。
わがままは「意思」「意欲」の現れ
「欲しい!」とジタバタするような子の方が案外、伸びる子だったりします。
強い欲求があり、意欲が備わっていると、遊びや学習の能力も育つからです。
そのプラス面を大切に伸ばしていきながら、思い通りにならないときにどうしたらいいのか、時にはがまんする必要があることを理解させるようにしましょう。「わがまま」と「自己主張」は違う
たとえば「自分で着替えをやる」と言い張り、結局できずに泣き出したりするのは、わがままではありませんね。
自分でやってみたいという自己主張であり、自主性が育っている証拠です。
こんなときは、親として喜んでくださいね。そしてやってみようと挑戦したことをほめてあげてください。
3歳前後は「自我の芽生え」や「自主性の発達」が目立ってくるころです。
「自我の芽生え」か「わがまま」をよく見極め、自主性をつぶさないようにじっくり、しっかり指導し、育てていきましょう。自己コントロールの基本は親子関係から
お父さんお母さんは、「うちの子はわがままで…」といいますが、実は親がわがままにしてしまっていることも多いです。
親の過保護や祖父母の甘やかしはわがままをつくります。
愛情のかわりに物を買い与えるのは良いことではありません。
がまん(自己コントロール)はまず、「約束」をきちんと守らせることから始めましょう。
子どもができる範囲の約束を、親子で話しあって決めます。
決めた以上は特例をつくらず、親は毅然とした態度で約束を守らせてください。
時間はかかりますが、がまんする力がだんだんと育っていきますよ。
親子関係のなかで自己コントロールを学んでいけば、友だちとの協調性も徐々に養われていきます。