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子どもの紫外線対策
紫外線を正しく理解して対策しましょう
昔は「子どもは真っ黒に日焼けしているほうが健康的」というイメージがあり、夏休み明けの子どもたちはこんがり日焼けしていたものです。
現代では紫外線は皮膚がんや白内障などの原因になり、皮膚に非常に悪影響があると知られています。
また乳幼児の肌は、大人の肌よりも紫外線のダメージを受けやすいと言われ、1998年には母子手帳から「日光浴」の項目が削除されました。
では具体的に子どもにとって、どのような紫外線対策が有効なのでしょうか。紫外線の強い時期・時間一年を通して紫外線が強い時期は4月から9月、特に6月から7月にかけては紫外線がもっとも強く注意が必要です。
一日のうちでは10時から14時までの間です。
この時間帯は屋外で過ごす時間をなるべく少なくする工夫をしましょう。
また、曇りの日でも晴れた日の60~80%の紫外線が届くので油断は禁物です。紫外線を避けて上手に遊ぶ日陰に入ると紫外線量は半減するので、日陰を選んで遊ぶようにしましょう。
帽子をかぶることも有効です。
つばが7cmある帽子なら、顔に当たる紫外線の60%をカットでき、目を守ることもできます。積極的にUVカットグッズの利用を-
日焼け止めクリーム
子ども用の肌に刺激の少ないものを選び、顔や手足にまんべんなくたっぷり塗ります。
2~3時間おきに塗りなおすと効果が持続します。
なお、虫よけスプレーなどは日焼け止めクリームの後に使いましょう。 -
UVカットウエア
最近は子ども服でもUVカット機能のあるものが増えています。
そういった洋服は日差しを遮るためにあえて肌を覆う長袖、長ズボンもあるので、時間や場所によっては利用するとよいですね。
水着についても、子ども用のラッシュガードなどが一般的になり、肌を守りながら海水浴する子どもも多くなっています。 -
子ども用サングラス
目も紫外線から守る必要がありますので、UVカットサングラスを子どもに着用させることもあるでしょう。
屋外を歩いているときや、座ってくつろいでいるときは着用すると良いですが、身体を動かす際は危険なので外しましょう。
子どもにとって適切な紫外線対策を
過度に紫外線を気にしすぎて、日中の外遊びを厳格に制限したり、体温の放熱を妨げるほどの衣類の着用は好ましくありません。
紫外線は骨を丈夫にするビタミンDをつくるメリットもあり、一日数分の日光浴は必要であるとも言われています。
日差しを上手によけて、元気に遊んで夏を過ごしたいですね。 -
日焼け止めクリーム